コレステロールの不都合な真実〜あなたは騙されている〜
みなさんこんにちは、はるです
私のnoteでは下線部に参考文献を埋め込んだ学術論文に近いものですが、疑問に思ったら下線のリンクに飛んだり、ご自身で調べてみてください。私のnote文献ベースの根拠のあるnoteですが、全て鵜呑みにせずあくまで一個人の意見として捉えてください。
今回お伝えするのは、医療関係者なら誰でも知っているが多くの患者さんたちは知らされていない不都合な真実です
はじめに
最近の健康や医療の問題点は、物事があまりにも複雑になりすぎて、どうすればいいのかわからなくなってしまうことです。健康問題の多くは、一般の人向けに簡略化することができます。複雑な医療問題を単純化するには時間がかかりますし、医療従事者がすべてを説明しても理解は難しいこともあります。
結局理解する、させることは難しいものです。この事実を悪用している人は多いんです。それはもしかしたら病院の先生たちかもしれません。
アニメや漫画で、味方だと思っていたキャラクターが実は敵だった、なんていうどんでん返しのストーリーが身近にあるようです。
コレステロールが高いってどういう意味?
まず質問です「コレステロールが高い」とはどういうことなのか理解していますか?
聞いたことがあるけど、深く考えたことはないですか?
おや、悪玉と善玉が…と頭の中で考えている優等生がいらっしゃいますね。
でも実際細かいことは説明が難しいものです。病院でも詳しい説明をせずにコレステロールを下げる薬であるスタチンを処方するほうが医師にとっては楽なので、コレステロール値が高い人に対して、医師はそのように単純な対応しているかもしれません。
けれど患者さん何が起こっているのかをよりよく理解する方法がありますよね。スタチンを服用しているだけでは根本的な解決策にならず、病院に投げ銭し続けるだけかもしれません。コレステロール、実は病院にとってただの儲かるビジネスかもしれません。
実際、何が起こっているのかを理解するために、ゆっくりと説明していきます。
肝臓とコレステロール
肝臓は食物から新鮮なコレステロールを合成し、それが体内に取り込みます。腸は老廃物であるコレステロールを胆汁酸塩に変換し胆汁を経てから体の外に排出します。
理想的には、入ってくるものと出ていくもののバランスがとれていることです。
入ってくるものは、食べるものによってコントロールできます。では出て行くものはどうでしょうか?これは定期的に排出していれば、私たちもコントロールできていることになります。
問題は、私たちがそうしているかどうかです。
頻繁に排便できていないということは、なぜアメリカでは便秘が蔓延しているという事実を見てもあきらかですし、ヨーロッパでも人口の17%が便秘に悩まされていると言われています。
便秘が問題になっているということは、ほとんどの人が老廃物であるコレステロールを胆汁酸塩として効率よく排泄できていないということになります..。
そして、コレステロールの排出量は右肩下がりになり、あなたの体はコレステロールを貯める貯金箱になります。
実際問題、この胆汁酸塩が腸内にしばらく残っていると(特に便秘で排泄効率が悪い場合)、血液中に再吸収されてしまうことです。そうすると、肝臓で再びコレステロールに加工され、コレステロールの運搬役であるリポタンパク質に供給されます。
コレステロールを詰め込まれるリポタンパク質
中学校の化学では、油は水に浮くので、水よりも密度が低いと教わります。コレステロールが脂肪分子であることは分かっています。脂肪は油で血液の大部分は水です。
つまり、コレステロールは血液よりも密度が低いので、試験管の中で血液とコレステロールを混ぜると、血液の表面にコレステロールが浮かびます。
では、リポタンパク質をコレステロールでどんどん詰めるとどうなるでしょうか。それはリポタンパク質分子の密度の減少を引き起こしませんか?
そのため、コレステロールを多く含んだリポタンパク質は低密度リポタンパク質(LDL:low density lipoprotein)と呼ばれるようになるのです。一般的にLDLは『悪玉コレステロール』と呼ばれていますので、その名前の方が馴染み深いかもしれません。
LDLは本当に『悪玉』コレステロールなのか
医者が悪玉と呼んでいると、すごく悪そうなやつと思われますが、これにも不都合な真実が隠されていそうです。LDLは私たちの体の中で新しい細胞の合成や古い細胞の修復に必要なコレステロールをたっぷり含んだ運搬役なのです。LDLはコレステロールを肝臓から末梢組織に運び出します。悪者にしないであげてください
細胞が必要な量のコレステロールを摂取すると、リポタンパク質はコレステロールという『貨物』の一部を失い、そのため密度が上がります。そうすると、より密度の高いリポタンパク質になり、これは高密度リポタンパク質(HDL:high density lipoprotein)と呼ばれるようになります。
新鮮であるコレステロールの合成、そして老廃物であるコレステロールの排泄のバランスがきちんと取れていれば、当然LDLとHDLの比率は一定になります。
しかし、便秘になり体の外へ出なくなったHDLは胆汁酸塩に再吸収され、それがコレステロールに再加工され、肝臓はこの再加工されたコレステロールを、利用可能なリポタンパク質にさらに詰め込むことになります。つまり、またLDLが作られるのです
時間が経てば、HDLがLDLになってしまいます。
年に一度の健康診断を受けるとき、医者は血液検査をして血中のHDLとLDLの量を調べるだけで、血中のLDLの量が多すぎるために「高コレステロール」という症状が出ていると判断することになるでしょう。
そのあとに渡される処方箋にはスタチンの文字が。
多くの患者さんは受動的にただその薬を服用するだけ…
しかしそれは根本的な問題解決になっていますか?そもそも、便秘がコレステロール増加の原因じゃなかったですか?
スタチンは便秘に効果があるのか
結論から言うとそうではないです。こちらをご覧ください。一般的な処方箋であるスタチンで、肝臓からの新鮮なコレステロールの合成を司るメバロン酸経路を遮断する働きがあります。
医師は、コレステロール患者の便秘を問題視する必要はありません。必ずしも患者に聞く必要もないのです。スタチンは、病院にとって経常的な収入を得るための素晴らしい『ツール』です。医師は、リピーターが相談に来るたびに、自動的にスタチンを処方し続ければよいのです。
根本的な便秘を治していなければ、もちろんリピーターになるしかありません。
だからこそ、ファイザー社のスタチン製剤、通称リピトールは、伝説のキャッシュカウ、いわゆる金のなる木と言われていたのではないでしょうか?
おわりに
あなたの飲んでいるスタチンは根本的ではなく部分的解決策にしかならず、病院にとってそれを処方することは、良い利益を生む事業となり得るのです。
スタチンを服用しているのに、定期的に病院でコレステロールが高いと言われる方、何年もコレステロールが高いと言われている方は食事を見直すだけではなく、運動などをして便秘を治していきましょう。そうすればコレステロールのバランスが取れるかもしれません。
悪玉と名付け、それを減らす目的の正義の薬が実は悪だったかもしれないのです。
私はこのような騙されないための知識をシェアしていきます。一緒に世の中の正しくない情報に飲み込まれないように学びましょう。
ではまた次の記事で