色のある言葉、音を感じる言葉、甘い味がする言葉を
頬杖をつくような脱力した仕草で
その癖に、その考える姿がどこか凛としていて癖がある
そんな姿勢で、音も立てる事を無く
どっぷりと静かに、地面に沈み込んで行く
そんな場所で拾ってきた、文章を描きたいと思った
簡単には表現出来ない言葉の羅列を普段の生活で並べらる人はどこか羨ましいと思う
文書を書く事も、コンディションとベースが大切
文書の並びが頭の中で良く見える環境や
より言葉がスルスルと出やすい日常の心持ちがとても大切なのだと私は思っている
どうしたってコンディションが整わない日は、50mを駆け抜ける様な淡々とした文章になってしまう事
それも良くあることだから
そんな日を繰り返して来たからこそ、見えて来たものもあるのだと思う
誰にでも必要な訳では無いものを
自分のした経験から自分の為に書き、粘土のように少し形を変えて作品にして
贈呈出来るように自分の目を癒せるように花瓶に飾る
そんな作品の一片を
どこかの誰かが、『つまりこう言う事を言いたいのね、それ欲しかったかも』と
一見、姿さえ見えない砂のなから、こっそり拾い上げてくれるような物が描けたらと思う
絵と文書と音楽が混ざった様な
音が聞こえて来そうな文章を
色を感じるような文章を
風を感じるよう文章を
甘い味がする文書を
音楽を奏でるように
絵を描くように書いたいと思う
akaiki×shiroimi