地域づくりで大切なことは何か、考え続けて出たひとつの答え。

私はとある地域で地域おこし協力隊として活動しています。
ミッション名は「地域づくり」

まずはじめに、自分が活動する場合、単発で終わってしまう一過性のものは避けたいと考えました。仕組み化して、自分がいなくても自走できるようにしたいと思いました。

はじめ、地域で地域活動をしているおじちゃん達と一緒にやる予定だったのですが、その方達に計画性はなくて、活動にも発展性がない。それをやった先になにをしていきたいとかいう、目標もない。ただ、本当に自分たちが楽しいことをしているだけ。そして新しい人を受け入れていくわけでもないので、広がりもない。
何度か話をしたり聞いたりしたが、考え方が根本的に違うので、一緒に
やるのは難しいと判断。考え方の違う人と無理して合わせたり、相手の考え方を変えていくことに時間を割くよりも、とりあえず、自分一人で進めていき、そこに賛同者がでてこれば、一緒にやればいいという考えに方向転換。(最近は、特にこの考え方が重要だと考える。コミュニティ作りは、それをやる人自身が楽しまないと続けられないし、なにか大きなプロジェクトをする上で、円滑に議論を進められないメンバーとはそもそも話が進まない。何かの動画で、地域作りとは価値観が合う、自分が好きだと思える、人とのコミュニティの拡大ぁちるとあって、とても納得した。)

何をするかだが、生産性主義の私は、お金を生み出すとか具体的なだれかにとっての明確な課題解決以外はあまり重要ではないと思っていました。しかし、最近、地域のみんなが楽しむためのコミュニティ作りという一見生産性がないようなことををしようと決心しました。それまでの経緯と計画を記載します。

<経緯>
一過性の活動は嫌だ→戦略をもった地域づくりとして、課題を設定し、その対策の中でもっとも波及効果の高いものから行うことを目指す。→ワークショップ形式で地域の人と課題整理→
そこから見えてきた課題は
①地域づくりに参加する仲間がいない。
②地域活動が活動者自身の負担になっている。
③地域自体に活気がなく、暗いニュースが多い。
④昔と比べて飲み会が減ったことで、わいわいと議論する場がなくなり、地域活動も減っていった。

②と③の課題は私自身が切実に感じている課題でもあった。その原因の一つとして、④も大きいのではないかと感じている。
→地域づくりに成功している地域は、どこも華やかなことをやっているように見えるが、まずは、自分たちが、楽しむことや生活の基盤がしっかりしていることが土台として大事だと聞く。そこの土台ができていないと、どんなに華やかなことをしようとしてもうまくいかないそう。

そのことからも、ここを課題として設定し、「地域での暮らしを楽しむ人を増やす。純粋に楽しみながら、自主的に活動するコミュニティを作る。」ことを目指すことにした。

目指すゴール
①地域での暮らしを楽しい、好きになってもらうこと
②地域の人たちが自発的に地域で活動をしてくれる

仮説
どうしたら自発的に活動してくれるか
・自分たちが何かをして誰かに喜ばれて嬉しいという体験をすること。
・仲間と一緒に集まって何かをすることが楽しいと思うこと。
・純粋に楽しいコミュニティの集まりがあり、そこでこんなことをしたいという話になること。
・何かやってみたいという思いがあって、それを共有できる仲間や実現できる場があること。

施策
①人が集まる場所を作る~コミュニティになりそうな年齢層ごとへ向けたイベントを定期的に実施。
→仲の良い仲間を作る。
②どんなことをしたいかをアンケートを取って実施していく。
→はじめは私が実施。やりたいことをやって楽しんでもらう。または発言者に協力してもらい、主催をする体験をしてもらう。
③②を繰り返す中で、手伝ってもらいながら、自発的になにかやりたいという声が出てきたら、その人達にシフトしていく。→自発的にやってもらえる。

という事で、
いくつかイベントと飲み会を企画していきます。
①若い女性向け
1.親子で参加できる手形足形アートカフェ
②女性向け
和ハーブ教室
③地域で気楽に飲める場所を作る



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