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愛妻のために建設した タージ・マハル 阿加井秀樹
みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回はインドにある「タージ・マハル」をご紹介します。
タージ・マハルはインド北部のアーグラにある総大理石の墓廟です。
これはムガル帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンが、
亡くなった愛妃ムムターズ・マハルのために建設した愛妻のための
とても美しいお墓なのです。
ヒンドゥー教では人が亡くなってもお墓を作ることはありません。
皇帝ともなると、権力を示すためにそれなりに大きいお墓を作ることはあったようですが。
しかし、ムムターズ・マハルは王妃といっても実質何の権力も持っていなかったわけですから、それほどまでにムムターズ・マハルはシャー・ジャハーンにとって大きい存在だったことは確かです。
その証拠にシャー・ジャハーンは、タージ・マハルと対になるようヤムナー川を挟んだ対岸に黒の大理石で自分自身のお墓を作ろうとしていたとされています。
ですが、これは残念ながら実現には至りませんでした。
これだけ想いのこもった建造物なので大切な人と一緒に見に行くとまた特別な気持ちを味わえそうですね。
それではまた。阿加井秀樹