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日本の象徴「富士山」阿加井秀樹
みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
日本の世界遺産の中でまだ紹介していなかったスポットとして「富士山」があります。
日本、世界でも最も有名な山に数えられる富士山を今回は紹介していこうと思います。
まず初めに富士山が世界遺産として登録された理由についてみていきましょう。
富士山の世界遺産登録は、富士山という自然の営みに宗教性、芸術性を見出してきた日本人の自然観や文化観が国際的に認められたからであり、それはとても画期的なことでした。
いにしえの人々にとって、高くて美しい富士山は、噴火や溶岩流出を繰り返す恐ろしくも神秘的な山でした。
古来、日本人は噴火を繰り返す富士山を神が宿る山としておそれ、神の対象として敬いました。
噴火活動が沈静化する平安時代後期以降、富士山は 『修験道』 の道場として、次第に 『登拝』 する山へと変化していきます。
また、富士山は、その雄大で美しい姿から芸術面でも多くの人々にインスピレーションを与えてきました。
人と自然が信仰や芸術を通して共生する姿は、富士山が持つ大きな特徴の一つです。
この見えない価値こそが、富士山を世界文化遺産に導いたと言われています。
浮世絵と言えば葛飾北斎ですが、彼の作品の多くには富士山が描かれていることが多いです。
それでは次回は富士山にまつわる日本の芸術についてお話していきたいと思います。
それではまた。阿加井秀樹