趣ある史跡 石見銀山について 阿加井秀樹
みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回は中四国の世界遺産をご紹介していきます。
まず最初は「石見銀山」についてです。
石見銀山は島根県大田市に位置しており、2007年に世界遺産として登録されました。
石見銀山は歴史の教科書にもあるように1500年代中ごろに最盛期を迎えており、世界経済に大きな影響を与えました。
当時石見銀山を支配していた戦国大名たちは海外との交易に、銀山から取れた銀を利用していました。
それは当時中国では銀で税金を納める制度を作っていたため大量の銀を必要としていました。
最初は中国に輸出していた銀ですが、次第に主導権はヨーロッパに移っていくことになります。
1500年代後半には世界中で取引された銀の総量のうち、少なくとも10%が石見銀山から取れた銀だったと言われています。
銀山の周りには大森地区と言われる街並みがあり、レトロ感が強くタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。
14の資産で構成されており、鉱山町も世界遺産として登録されています。
ほかにも港と港町、街道という3つに分けられていますので石見銀山に行ったことがない人はそれらの街並みやスポットを訪れることで当時の風情を心ゆくまで堪能することができます。
訪れたことがない人はぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
それではまた。阿加井秀樹