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自己紹介させてください

はじめまして。noteはじめました。

こんな凡庸なわたしの、凡庸な記録をみつけてくださり、ありがとうございます。せっかくなので、少しだけ自己紹介をさせてください。

首都圏で暮らしている25歳の会社員です。

とある出版社でお仕事をしています。

出版社のお仕事といえば広くイメージされるのは編集職だと思うのですが、わたしがしているのは物流管理のお仕事です。出荷センターで100人のお局様を操りながら、段ボールをえっさほいさ運んだり、段ボールにガシガシ商品を詰めたりして、全国のみなさんに本をお届けしています。総務と人事と、梱包デザインと、現場の肉体労働を全部載せしたようなお仕事です。

編集職を夢見て、編集職への異動を約束してもらって入社したのですが、ちょうど1年前、何が何だかわからないうちに物流管理の仕事をするように辞令が出ていました。今でも何が何だかわかっていません。

何が何だかわからない気持ちから、胃潰瘍になったりうつ状態になったりしながら、1年間生きてきました。職場には同年代も、同性も、同じ立場の社員もおらず、毎日「ひとり」で戦っているような息苦しさに、今も心が折れそうになります。思い描いていた仕事とはあまりに違い、あまりに遠いことに戸惑っています。

そんな中で気持ちを整理するために、貪るように本を読むようになりました。生きることの意味や理由を求めたり、悲しみとの向き合い方を探したり、ままならないこの社会の摂理を知りたい思ったりしながら、気が付けばこの1年間で150冊近くの本を読んでいました。

幼い頃から読書が好きで、小学1年生のクリスマスにはハリーポッターシリーズ全巻をサンタさんにもらいました。お年玉をBOOKOFFの初売りセールに注ぎ込んだり、毎年図書委員に立候補してみたり、よく思い返してみれば本がいつも身近にありました。両親は厳しく、ゲームや漫画を買ってもらったり、友達と出かけたりすることにはあまり寛容ではありませんでしたが、唯一「好きなものを買っていい」「お金をかけてもいい」と認めてもらえたのが本でした。

本をつくる仕事から遠のいて、本を想う時間が長くなりました。この手に触れる本を、より大切に思えるようになりました。この本を読んでいま、感じた自分のありのままを、どこかに記録しておくことで、またつぎに何が何だかわからなくなって、生き方を見失ってしまった時の道標にしたいのです。大切だとおもういまの自分を忘れたくないのです。

凡庸なわたしの、徒然なるままの自己満足に過ぎないのですが、この社会全体でみれば自分が「ひとり」ではないと思える、弱くてもたしかな繋がりがほしくて、すこしずつ自分の思いを言葉にしてみることにしました。誰かに見られることを意識せずに本を選んできたわたしにとっては、大きな冒険であり、たしかな一歩です。

まずその第一歩として、特に頻度を決めず、本を読み終わったタイミングで更新するようにしてみます。数冊を同時進行で読むことが多いので、急にうるさくなったり、音沙汰なくなったりすることがあるかもしれません。

かきたいことが見つかった時には、本に関係のないことでも、お話しさせていただきたいと思っています。

それでもよければ、それでも退屈でなければ、お付き合いいただければ嬉しいです。どうかよろしくお願いいたします。

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