書を読むスズメ石
川原の雑草の中に小さな白い石
見たときは鳥のように見えた
カメラを通して見ると
鳥ではなかった
スズメに似た川石だった
遊歩道から100mくらいの距離
こんなところにある石なんてなかなか気づかない
気づくのはなぜか
自然を相手のカメラをいじくっていると
対象となる雲や鳥、昆虫や草花を探索するようになって
鷹のような目効きになる
検眼してもらったら1ないし1.2の視力
夜も少し見えている
人が気づいたり、見えなくても見えること多い
カマキリやトンボのような複眼にもなってるかも…
ところで、書を読んでるようなスズメ石
偉いよな~と感心
石だって書を読むのか
最近、世間はスマホが生活の主流を占めているようで
読書したり、手書きで文章を書くことが少なくなった
字を忘れている
読めない
書けない
若い人などは口調が合えば
間違った漢字でも気にせずに使う
以前は新成人になった人や
新しく入った職員などに国語の辞書を贈ったが
スマホに圧倒されてやめてしまった
今は、なるべく手書きする機会を作っている
書棚から読んだ書をもう一度読み直している
不思議なことだが新鮮な気分になる
もう一度学びの原点に戻ることに…
なんだこんだで自身の自覚と反省から
書く・読書の時間を大切にしたいと思う