穏やかな朝の陽光・春の七種(ななくさ)
1月7日
穏やかな朝の陽光を仰いで新年のあいさつ
松もとれ、新しい気持ちで先行き不透明な激動に
1年に向かって
諦めず・焦らず・あわてず
人生峠を一つずつ越えて行くぞ、と
鉢巻をし、腕まくりをして太陽に向かって誓います
今日は何の日
春の七種(はるのななくさ)の日です
春の七種と言えば七種粥
平安時代から伝わる無病息災の行事
この太陽の光は時代こそ変われど人それぞれが仰ぎ見てきた
七種と言えば
芹・御形(ごぎょう・母子草)・薺(なずな・別名ぺんぺん草)・繁縷〈はこべら・現在ははこべ)・仏の座(ほとけのざ・田平子たびらこ)・菘(すずな・蕪かぶ)・蘿蔔(すずしろ・大根)
などです
春の七種粥は、
七種を刻んで七種粥をつくり、万病を取り除くということで食べる
今では、七種粥を食べる風習は遠ざかりつつあります
わたしも、祖母や母が健在であった頃は七種粥をいただきました
七種を料理するのが面倒なので祖母や母のいなくなった今では
七種のうちの2,3種類でお粥をつくって食べます
1月7日には、七種粥以外の仕来りがあります
新年はじめての爪切りの日といわれ
七種を浸した水に爪をつけ、柔らかくしてから爪を切るとその年は風邪を
ひかないと…
春の七種ちなんでいろいろな風習がありますが時代に流されて
薄くなりつつあります
お昼に七種粥をたべながら
無病息災・健康長寿を願いコロナに負けないように過ごしていきます