胸に秘めたままささやく恋の花ひとり娘
梅園の草叢に燃えるような赤い花ひとり娘が満開です
ひとり娘は花の名前です
正式な名前は、酔仙翁(スイセンノウ)
花の名前の由来は、酔仙翁は酔っぱらい赤い顔をした人を例えて呼ぶようになったとか、ひとり娘は枝分かれした一本の枝に一輪づつ花が咲くことから呼ばれるようになったともいわれています
原産地は、ヨーロッパ南部および北アフリカです
花色は、赤・ピンク・白があります
触ってみるとビロードのような濃い赤色の五弁花、白色もおなじです
葉や茎は白い細い毛で覆われてビロードのような感触から”フランネルソウ”とも呼ばれています
丈夫な花で、冬の厳冬期にはわずかな緑を残しながら生き残り、こぼれた種から芽を出して繁殖してココロ揺さぶり燃えるような花を咲かせるのです
弱点は高温多湿です
たおやかな花です
花言葉は、いつも愛して・私の愛は不変(次々と花を咲かせて長い間楽しむことができることから)・恋のときめきがあります
花言葉は、男女の愛の囁き、愛の誓いなどさまざまな心の表現ができます
誕生花は、6月18日・8月19日・8月26日
開花時期は、6月~8月の暑い季節で心も熱く燃えている頃ですね
ひとり娘の花は、口では言えない愛のささやきに活用すればいいのですが、花言葉を理解してくれるセンスが必要かもしれません
ひとり娘を愛の言葉として贈るときに花言葉を綴ったメモを沿えておくのが良いでしょう
参考資料:
田舎の四季