食べても近づいてもいけないスエヒロタケ
春にはきれいな花を咲かせるハナミズキ
街路樹に植えられています
枯れたハナミズキの幹や切り株に生えるキノコ
キノコの世界で最も一般的なキノコの一つ(南極を除く)として、あらゆる
ところに生息し枯れ木の樹皮や切り株の断面などに群生
ヒダの部分の色は灰色を帯びた白い又は薄い茶褐色
傘の部分が天候に合わせて縮んだり、開いたりするなどして乾燥にも適応できる生命力の強いキノコ
生命力の強さで人間の肺の奥まで入り込み「肺スエヒロタケ感染症」という病気を引き起こすことで知られる
免疫力が落ちているときや体調の悪いときなどにはスエヒロタケには近づかない
肺スエヒロタケ感染症とは、アレルギーによる気管支肺ァスペルギル症と同様に人や犬の肺に寄生して感染症を引き起こす
スエヒロタケの菌糸体からβーグルロンの含有量が多いシソフィランという抗がん剤が製造されることでも知られている
アレルギーを起こして喘息の症状や肺炎のような影がレントゲンで出ることもある
また、キノコの菌糸体が気管支の中に住みついて咳やタンなどがつづくこともある
食用には適さないので食べてはいけないキノコ
これからキノコの季節
野性のキノコは食べないこと