それをなんと呼ぶかは決めていい
今自分が好きだと思っていることでも
ふと
どこで好きになったのかと思いだしてみると
自分マターで掘ったというより
人と結びついていることが多いのに気づく
まあ十八番のインドは言わずもがな
旅をしていた彼が
いまインドにいるんだけどー来ないー?
うーんその頃はムンバイかなあ
じゃあムンバイ空港でって
携帯も持ってなかったけど
よ、久しぶりって会えて始まった
寺山修司さんや柳美里さん
ヒリヒリする小説を書く人に出会ったのも
職場のパイセンに
サブカルアングラ沼にアテンドされたからだ
ゴールデン街の馳星周さんの小説のモデルになったてんとう虫って
当時は珍しかったモヒートをミントたっぷり出してくれるお店も
ピースボートじゃねえ
殲滅せよって檄文貼ってある高円寺あるぽらんも
よお、ネエチャンヤラせろよって
玉姫公園の柵越しにオジサンたちにナンパされて
ビビりながら炊き出しのカレー作ったのも
パイセンに出会ったからだ
人づてに自分の目の前に現れるものを
赤毛は拒まないことにしている
ちょっと違うな
影響を受ける人は選ぶけれど
その人が見せてくれるものには
ほぼ無条件で降伏して笑
とりあえず見るし聞くし読むし一緒に行く
その見境のなさが
節操のなさが
ある意味赤毛で
ちょっとアタシにはそれ出来ないって
人に言われることが多い
やっぱり濾過してしまうし
選別してマンコじゃなかった門戸を閉じてしまうからって
ああアタシラップはちょっと無理なんですうとかタトゥーとかも怖いですしとか
ああアニメはちょっと宮崎駿さん以外は観ないですねえとか
ライブはちょっと大きい音は無理なんですうとか
ええ釜ヶ崎?遺言なんです
山谷と黄金町と西成には学校帰りに行っちゃいけないって学区外だからって
ええ小学校の校長先生のって
お前3大ドヤ街スラスラ暗唱しとるやんけって苦笑
自分の陣地からでないでダメな理由だけ言ったりしない
自分がいいと思った人のオススメだろ
自分の選球眼を信じてついていけと
自分を鼓舞する
ホントは少し迷っていたり
絶対自分じゃ手に取らないアルバムだよなって凝視したりもする
娘らには直ぐばれる
ママまたなんかにカブレてるって
被ってないよ苦笑
すぐわかるよ齢五十を過ぎて
今更いきなり大御所中の大御所KREVAから
始めたりしないもん普通
誰かに何かに影響受けてなければ
けど
自分では来れないところまで来れるから
人と出会う意味があるんだし
その人にベクトル借りて
ふっと自分のいつもの周回軌道から飛び出せる
それが醍醐味やろって思ったら
どうやらそれを
偉大なるラッパーKREVAさんによると
恋と呼ぶらしい
ああそうとも云うかもしれない
扉を開ける風をくれるのは
絶対に他者の存在だ
広義の恋
出会うことで自分の世界が塗り替わっていくような感覚
そしてフラれると世界が色を失うんだけどね苦笑
でもセピア色になったとしてもその人とともに足跡をつけた世界はなくなりはしない
思い出
記憶は残る
その人がそこまでの日々で
見たもの聞いたもの食べたもの読んだもの行ったところヤッたこと
インプットしてアウトプット繰り返したことで出来ているとしたら
食べて消化して排泄する
その繰り返しで私達ができているのなら
自分が広がっていくためには
自分以外の誰かと関って
内に内に閉じこもろうとする自分の端っこつまんで
横隔膜広げて深呼吸しろよって笑
そういう存在が必要だ
今日はいつも以上に
思いつくままにあちこち飛んで
何がいいたいんだか
言いたくないんだか
良うわからんくなってきたので
仕事でも行きますか笑
良い一日をお過ごしください!