勝手に返歌
公開書簡というのが昔はあったと思う。今もあるのかな?
週刊宝石とか、そんな高尚じゃない、文芸じゃない雑誌で
言葉と言葉のガチンコの対決。暴力に対するアンチテーゼ。
言葉の暴力やんか笑
私もnoteに書くときに公開書簡風に、頼まれもしないのに勝手にどなたかの書いた文章に返歌を書くことがある
ハッシュタグつけて お題とバトンがまわってくるのと違うのは
勝手に笑
お鉢は回ってこない
ただ
私の返歌を読んでくださった誰かが、誰かにまた秘密の手紙をボトルに入れて、海に流していたら素敵だなあ
noteの海にプカプカとボトルが漂っていたらと夢想している
例えば音楽の記事を滅茶苦茶アップしまくっていた時期があるのだけど
それは音楽記事を書いている人が書くのを休んでいる時期だったので
スワ!noteの中の音楽ジャンルの磁場が乱れてしまう!地球の地軸の傾きが変わったら大変!グレタチャンが怒っちゃう!地球の温度が上がっちゃう!
不在の間は、私が助太刀してなんとかバランスを取らなければ!
と勝手に責任感で、音楽にまつわる思い出に釣り糸を垂れて文章を書きまくっていた笑
勿論その人は知らないし、伝える術もないけれど
Twitter連携してる方にはDMなんかもできるんだろうけど
仮託して、壮大なるごっこ遊びというか
妄想というか
物語を生きてみるというか
なんとでも呼びたいように呼んでくださって構わないけれど
メンヘラに映るのかもしれないけど
私にはメンヘラの自覚は無くて
いつでも自分がど真ん中にあって
とても頑固で自分でそう思ったようにしか生きられないけれど
そう思ったことをそうと、仕事でも、友達とも、noteでも
変わらぬ温度と熱量で言葉にして生きているから
裏と表の差が少ないし、抑圧される自分の部分が小さいので
勿論辛いことも悲しいことも、恨めしく思うことも、僻むことも
呪うことも、頭に血が上って我を忘れることもあるけれど
感情が射精するだけのことなので、後にあまり残らない。
話も散ってしまったけれど笑
和歌の返歌というシステムが好きで
歌には歌で返そうと
勝手に不在を預かって左サイドバックとして
バイタルエリアを守ったつもりだった笑
無事に生還し、私なんぞは足元にも及ばぬ深い造詣と感性で
音に纏わる記憶をその人が書き始めたのを見て
ホッと胸をなでおろした赤毛のチコでした
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