ライフイズジャーニー
NPOで田んぼの学校や移住を支援する活動を千葉県匝瑳市で展開している方がいて
友人に絶対一度会いに言ったほうがいい
と言われいて
うんそうだねえと言ってはみるものの
潮が叶わぬというか、頭の片隅にはそのことがあるんだけど、腰が上がらない3年ちょっとを経て
急になんだか、やはり一度は会っておこうと言う気になり(多分絶対彼岸をみたせい)
友人に顔を繋いでいただき、訪問の日程調整をお願いした
行く前から、行程をお聞きしている段階から、これは絶対面白いやつだ。ただの農業体験ツアーじゃ終わらないのは知っていた。
だって、セトリが全部今まで自分がやってきたことや、興味関心の延長線上にキレーに陣形を描いていたから
さてさて、実際行ってみて
ハウアバウト どうだったか
話せば長いことながらだけど
短くいうなら
深夜特急片手にバックパッカーデビューした学生時代の海外旅行級メガトン級にインパクトあるonly just 2days stayで
ナビゲートしてくれた方の後についていくと
次々とドンピシャ
内村航平の着地みたいにビタッと決まるタイミングで必要な方に出会って
人間わらしべ長者というか
出会った人が次の出会いを連れてくるようにコワイくらい円環が途切れない
今までも勿論そういうシンクロニシティを感じたことは何度もあったけど
今回のヤツは稲藁みたいに束になってヨッテタカッテシンクロニシティがやってきたみたいだった
望めよさらば与えられん
大好きな言葉が頭ん中ハウリングする
そうだよな。私、なんてったって1回死にかけたんだもんな。明日死ぬかも知れないから今日やっておこうって本気で思ってやってるんだから、引きはカジキマグロ老人と海級よ笑
金色の稲穂輝く田んぼの海の中を、開け放ったウインドウから三宅洋平さんのレゲエを爆音で流して走る
雲間から地上に差し込む天使の階段を西の空に見やり
次第に夕日は景色をオレンジ色に染めていく
湯上りの肌を撫でる冷たい海風
テラスに寝転び開け放たれた2階の窓から流れるレオンラッセルを胸一杯に吸い込む
奏でるブルース、重なる歌声とMorrisの音色
チシャ猫みたいに笑う下弦の月と海から昇る朝日
感覚が震える2日間
ここでもやっぱり音楽が空気を揺らして
迷いながら自分らしくとアオクサク生きる人たちの背中を優しく包む
バスに揺られて夢のような時から目覚めぬまま東京につく
車窓に映る無機質な建物と人しかいない空間は異様で、ホンの数日前まで慣れ親しんだ街とは思えない
間違えて帰ってきてしまった感がハンパない苦笑
自分を自然との関わりで満たしてみて
都会にいると人との関係しかないことに改めて気づく
人とどう生きるか
そればっかり考えてる自分がいる
誰と生きるかじゃなくて
自分がどう生きたいのかライフスタイルを作ることの方が双六のアガリには近い
自然はいつもそこにいてくれるし
変わらない雄大さと厳しさで
時に励まし、時に慰めてくれる
私は人を求めるし
人と人の間に人は生きるのだと思うけど
自然に包まれて自然で五感を満たして生きる時
東京ではちょっと感じたことのない幸福感に包まれて
もう何もいらない気がすると、思わず夜空に向かって呟いてしまった
ああ、まだ夢から覚めてないのかな笑