給水所にて
何で離婚に至ったんだろうと
自分でも
5年くらいかけて
プロセス指向心理学とか
マインドフルネスとか
ヨガとか
ボランティア活動とか
地方移住とか
サードプレイスとか
カタカナ多いな笑
三行に三個以上カタカナ英語があったら
その文章は信用しないって
言ってる人いたな苦笑
てことは
私のやってきたこと結構怪しいな笑
ソーシャルビジネスと
マルチと
邦楽ロック以外の宗教には
取り込まれなくて
ラッキーだったのかもしれない
溺れる者は藁をも掴むで
どこかに答えが書いてあるんじゃないかって
ドッタンバッタン探して色々やってきて
ルフィもきっと宝物は見つけないと私は睨んでいるのだけど
私も何かを見つけたわけじゃないけど
ああでもない
こうでもないと
足掻いて
もがいて
私なりの結論には至った
それは
自分が彼と出会ったことで
自分の思うように好きなように生きられる人生に
スイッチできると思った
実際彼は仕事を辞めて
人生リセット、ギター抱えて旅に出たところだったから
私も一緒に
自分をド真ん中に据えた人生を生き直すんだ
そう思った
相乗りみたいなものだ
(この時点で結構都合がよい苦笑)
けれども現実には
高円寺ガード下
大人二人の生活までは順風満帆
航海は順調
でも
二人の子供に恵まれて
お気楽な二人の未来予想図に
あっという間に暗雲が立ち込める
悪天候には旅人は弱い
地の利がない。地縁がない。
身籠る私は分かりやすく一気に現実に引き戻されて
現実を受け入れない旅人との距離は広がるばかり
いい加減目を覚ませ!
旅は終わったんだ!
メーテルリンクの青い鳥を!
小鳥が二羽いるのが目に入らないの!
大人になれ!
本当は私もせっかく見つけた旅をしたかったのにと
旅から降りない彼に嫉妬して
その羨ましさが怒りに変わり
彼を責めた
2人とも
仕方なかった
その時は
そうすることでしか
生活も守れなかったと思ったし
そりゃあ振り返ってみれば
他のやり方もあったとは思うけど
後だしジャンケンはずるいよね苦笑
なんてことを
5年かけて
溺れながらやっと手にした自分なりの物語を
今日友人に
違っていたらゴメンね
でもこういうことだったんじゃない?
ってほぼ異口同音に語ってもらって
え?
なんでわかるのって
まさか他人の口から
自分のヒリダシタ苦肉の結論を
語られるとは思ったことがなかったので
鳩が豆鉄砲をクラッたみたいに驚いてしまったけど
ジョワンと胸が熱くなってきて
ホロホロと涙が流れて止まらなかったけど
花粉症ですって顔して
鼻水すすって
台所で料理し続けたけど
カタルシスって
語ることで
得られるから
そういうのかな
なわけねーよ笑
でも
生きてると不思議なことがあるなあ
神様がプレゼントを用意していて
マラソンの給水所みたいなのが
あるんだなあと思う夜に
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