全身麻酔で親知らずを抜きました
先日大学病院で上下の親知らず2本を抜歯しました。
経緯や費用など手術に関する私の体験をシェアできればと思います。
●なぜ全身麻酔になったのか
わたしの親知らずは完全水平埋伏歯といタイプで、横向きかつ完全に歯茎に埋まってる面倒なタイプのやつでした。
しかもかなり深く埋まっていたようで、神経が近く手術時間も長くなるため全身麻酔下での抜歯が選択されました。
●そもそもなぜ抜いたのか
長い目で見たときに今後悪さをする可能性がほんのりあったので抜く決意をしました。
そして以前抜歯した経験から術後のキツさは身に染みていたので少しでも若いうちに…と思い、心を決めました。
●術前検査
入院までの通院回数は3回ぐらい。CT撮影、レントゲン、肺機能、心電図、採血の検査をして、入院前にPCR。オールクリアで入院できます。特に痛いものはありませんでした。
強いて言うなら肺機能の検査が大変だったぐらいです。
決定してから手術までは大体1ヶ月半ぐらいでした。
●費用
2泊3日の入院で約¥50,000(お薬代込み)ぐらいでした。
●手術時間
約2時間ぐらいでした。尿管は入れていません。 (目が覚めた瞬間尿意を感じました。)
手術室へ入る前に導入麻酔が腕から入れられ、そこから記憶がありません。
次に気がついた時は全てが終わりベットの上でした。
大体9時半ごろに導入麻酔が始まり、目が覚めたのは13時半ぐらいでした。
自分にも麻酔がちゃんと効いてよかった。。
全身麻酔の副作用でよく聞く吐き気もありませんでした。
●術後の痛み
奇跡的にほぼありませんでした。相当な痛みと腫れを覚悟していましたが痛み止めを1、2個飲んだぐらいです。
看護師さんも、麻酔科の先生も驚いてました。
幸い麻痺も出ず、もう神業、神手術…先生方には感謝しかありません。
絶飲指定時間ギリギリまで多めに水分補給したので、心配していた喉の乾きもありませんでした。
●食事
基本流動食です。痛みがないとはいえ、口はほぼ開けられず噛むことはできません。
おかゆ、ヨーグルト、豆腐。基本この3セットで乗り切りました。
あと甘いものが食べたいときはプリン。
食事は舌と前歯で潰せるものをお勧めします。
キューピーから介護食シリーズが出ているのでこれを利用するのもありだと思います。
5日目ぐらいからは少し固形物も食べれそうな雰囲気ではありましたが、
なるべく傷口に負担をかけたくなかったので固形物と刺激物は控え抜糸までは流動食にしていました。
●気をつけたこと
ドライソケット!!!!!!!!!これにつきます。いかにこれを予防するか。これから抜歯をされる方の恐怖の根源ではないかと。私自身も手術前怯えまくっていました。
私は縫合しているので血は流れづらいかと思いますが、担当医から気をつけるように言われました。
まず大前提として医師からの注意を守りましょう。強いうがい厳禁です。
その上で私がやっていたことは3つ。正しい行いかは不明。
・抜歯数日前に歯のクリーニング、歯石除去をしてもらう。
・うがい時に「コンクールF」を使う。
※医師に事前に相談したところ問題ないとのことでした
・唾液及び血はうがいで流さずティッシュに吐き出す。
これが功を奏したのかは不明ですが、無事ドライソケットにはならず抜糸を迎えることができました。
これから抜歯される方は不安でいっぱいだと思います。私も術前は不安で不安で、
YouTubeやブログなどで体験談を見漁っていました。調べれば調べるほど恐怖がつのり、この選択をして正しかったのだろうかと手術を取りやめようかと思うこともありました。
後遺症という大きなリスクもあるので、先生とよく相談して悔いが残らない決断をしてください。
これから抜歯される方の手術が無事終わりますように。そして今辛い思いをされている方が1日でも早く回復しますように…
こちらの記事が何か参考になれば幸いです。