Endless SHOCK 閉幕へ
堂本光一さんが、ご自身が 作・演出・主演されている Endless SHOCK
を、今年の公演をもって幕を下ろすことを発表されました。
今年は春から帝国劇場で幕を上げ、大阪梅田芸術劇場ー福岡博多座と地方を回り、11月にまた帝国劇場へ戻り1か月の公演で幕を閉じる予定です。
タイミング的に帝国劇場の建て替え工事に入るためのクロージング公演に合わせたような感じにはなりましたが、堂本さんにとってもこの作品にとってもいいタイミングではなかったか、と私は感じています。
なぜならこのSHOCKという作品、ご自身がブラッシュアップを重ね現在まできたわけですが、まず主人公「コウイチ」ありきであるし、もし誰かこの役を自分の名前で演じてやろう!という人がいても堂本光一を超える主人公が出来上がるまで、それこそ10年以上はかかるんじゃないか、と思うのです。
そしてこの作品の性質上、フライングや特殊な装置があるため、他の劇場では上演できないことも何よりの理由。
少し寂しくはありますが、旧ジャニーズ事務所も幕を閉じてしまったことですし、時の流れとして必然的ではなかったか、とも思います。
Endless SHOCKという演目、2000年からMILLENNIUM SHOCKとして始まり
堂本光一さんを主演としてたくさんのタレントさんが出演し、タイトルもSHOCKというワードは残して変化してきました。
現在のEndless SHOCKのシナリオが形づくられたのは2005年から。
ショー的な色合いが濃かった2004年までの作品に、どうせやるなら作品にストーリーを持たせたら観客にもわかりやすいのでは?と堂本さんが提案し演出まで手掛けるようになった、というもの。
私がEndless SHOCKを知ることになったのもこの2005年の作品が縁でした。
サウンド・トラックに封入されていたDVD先行試写会に当選し東京国際フォーラムでのイベントに参加したのですが、そこになんと堂本光一さんがサプライズで登場したのです。
テレビに出ているスターが目の前に来た驚き、それから初めて見るEndless SHOCKの物語に虜になってしまい、どうにかして帝国劇場で観劇したいと心に決め、2009年からやっと帝国劇場で観れるようになりました・・・
私の場合はそこからもう15年…チケットが取れない年もありました
ありがたいことに地方3か所遠征する初日と大千穐楽を観劇できたこともありました
公開記者会見にも参加することもできました…
参加記録をみていると近年は上演100回なんてザラでしたね。
追いかけるほうも毎年毎年・・・みたいな感じでしたが、演じるほうはそれよりもっと苦労したことでしょう。
演者も主役はそれこそ堂本光一さんだけですが、ライバル役・ヒロイン・後輩・オーナー役とたくさんの人がかかわってくださいました。
特に光一さんの年代のタレントと後輩の関係は特殊なものだったと思います。
作品が年を重ねるにつれ若い後輩タレントが「いつかはSHOCKに出演したい」そういう想いをもってくれている。
念願叶って出演しあらためてジャニーズという関係は良かった、、、
そう言ってくれている人も多いです。
SHOCKという作品、初期は初期で出演者の若いパワーがぶつかり合う…そんな演出も良かったですが、光一さんが年を重ね若い後輩が出演してくれることにより年配のタレントとの技量の差や融合した美しさ(若い人でもスキルの高い人がたくさんいる!)が作品に反映され、素晴らしい作品に昇華したと思っています。
Endless SHOCKは現在博多座で絶賛上演中!
月日の過ぎるのが早すぎて9月もあっという間に過ぎてしまいそうですが、
11月までゆっくりでいいからね!
ゆっくりじっくり11月になっていいから!
最後は出演者の方々の納得するものであってほしいです!