情報の整理におすすめしない枠
デザインの素養がない方に向けて、チラシだったり企画書だったり資料作成のコツをお伝えします。
大切にしているのは以下の3つです。
1.デザインの素養がない方でも取り入れやすく
2.意識することでデザインのレベルがぐっと上がり
3.時間をかけずに仕上げられる
パワーポイントやワードを使ってできるレベルのことをお伝えしています。
パワポでもここまで作れますよ!
さて、情報を整理するのに枠が有効であること、その枠の種類について
お伝えしてきました。
今回は、おすすめしない枠です。
それは、こちらのタイプ。
前回ご紹介した、ベタ塗り(座布団)と枠線(囲み)の合わせ技ですね。
…いや、別にいいんです。(KOBOも使うことありますし…)
こちらの合わせ技を使ったからと言って、即アウト(?)というわけではないんです。
ただ、資料作成が苦手というの方の資料は、「情報が整理されていない」ことに加え、「情報量が多すぎる」傾向があります。
(ここでは、文字情報だけではなく、紙面を構成する図、線一本も情報と捉えます)
私たちは、自分が発信する側の時は、たくさん伝えたいと、情報をもりもりっと入れ込んでしまいます。
一方で、受け手の時はどうでしょう?
今日、ポストに入っていたDM、チラシは読みましたか?
読むどころか一瞥するかどうかだったりしませんか?
情報量が多いほど、見る気が失せますよね?
線一本でも、色でも、なくても伝わるものは、入れない。
情報をむやみに増やさない。
枠内をベタ塗り(座布団)すれば、枠線(囲み)はなくても、情報の塊だと伝わる。
それなら、どちらかにする。
そんな意識で資料を作られると、見てもらいやすい資料になりますよ。
いかがですか?
お作りの資料を情報のダイエットという視点で見直してみてください。
すっきりしますよ~。
皆さんの資料作成の参考になれば、嬉しいです!
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今回の写真は、前回に引き続き上野東照宮の牡丹苑の牡丹です。
前回、葉牡丹の写真でしたが、もちろん葉牡丹よりも牡丹の方が
充実していました。
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※こちらのnoteはデザインの素養のない方を対象にしているため、極力、専門的な用語を使わないようにしています。
そのため、例えば「純色」を「混じりけのない色」などと表現しています。
デザインを学ばれている方にはかえって分かりにくい表現になってしまいますが、ご了承ください。
どういう経験からこのマガジンを書いているかについて「デザイン入門書の前に読んでほしい」に記しました。
ご興味のある方はご覧ください。
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