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ルクセンブルクパビリオン:Doki Doki – ときめくルクセンブルク
大阪・関西万博が開催されるということで
各国がどんな企画を用意しているのかを
一国ずつ見ていきたいと思います。
ルクセンブルクパビリオン
Doki Doki – ときめくルクセンブルク
ルクセンブルクパビリオンのテーマは、「Doki Doki – ときめくルクセンブルク」。
ルクセンブルクの持続可能性と循環型社会のビジョンを共有し、鼓動が「ドキドキ」と脈打つような体験を提供します。
パビリオンは膜屋根を持つ鉄骨構造で、循環型経済の原則に従って設計され、万博閉幕後に可能な限りパビリオン部材の再利用を目指すという目標を掲げています。
中ではルクセンブルクの自然や人々の暮らしなどをデジタル技術を用いて紹介し、伝統的な料理も提供されます。
ドキドキ
パビリオンは、ドキドキを基調とする三つの演出で構成されます。
第1の場は、様々な環境でルクセンブルクの住民と出会う場所です。この展示では、物理的な空間とバーチャルな映像が組み合わされ、簡単に人々とつながり、彼らの生活を覗いて歓迎されていると感じることができます。
空間全体が「Welcome at our home」の精神を伝えており、ルクセンブルクの人々のオープンさを紹介しています。
第2の場は、ルクセンブルクが未来のテクノロジーや優れたアイデアの実験場であることを紹介します。来場者は、「持続可能性の道具」を手に取り、世界をより良い場所にするためにルクセンブルクが取っている施策やステップについて学ぶことができます。
古典的なアーケードゲームのスタイルを取り入れたインタラクティブなアプローチを通じて、どんなに小さな一歩でも大きな影響を与える可能性があることを来場者に伝えます。
第3の場は、没入空間になっています。来場者はルクセンブルクの風景に没入し、ネットの上に立ったり座ったりして、素晴らしい風景や自然、文化的な名所をユニークな視点から目撃し、興奮と感動の両方を味わうことができます。
中庭では、料理なども味わえます。
ここでは、ルクセンブルク独特の「サヴォア=ヴィーヴル」を発見できる、温かく楽しい雰囲気が来場者を迎えてくれます。
サヴォア=ヴィーヴルとは、礼儀作法やマナーを指します。
なお、ルクセンブルクパビリオンでは、材料消費を大幅に削減するにはどうすればいいか?を考えるにあたって、3つの戦略にのっとっています。
廃棄-目的を達成するために最も必要な材料のみを選択する。
リユース(再利用) - 万博の後、別の文脈で再び使用できる標準的な材料を、日本の基準に従って利用する。
リサイクル - 資材の種類ごとに高度に選別した後、残りの資材を地元でリサイクルする。
最後の2つの戦略を成功させる鍵は、「分解のためのデザイン」という黄金設計ルールにある。このアプローチは、建物や製品が最初に使用された後、簡単に解体できるように計画することを重視しています。
海外パビリオンのリサーチは以上で終了です。
海外パビリオン以外にも大阪・関西万博は企画があるので、
今後機会があれば触れたいと思います。
ありがとうございました。
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