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物事の両面を見ることを意識する

二分法的思考

物事を善か悪か、白か黒か決めようとすることは「二分法的思考」といわれます。

それに関する研究もおこなわれています。

上記の研究結果によると、

第1に二分法的思考は誇大型の特権意識と強く結びついていた。
第2に,外在化問題に結びつきやすいパーソナリティ特性であるダーク・トライアドは,二分法的思考と関連していた。
第3に,二分法的思考は年齢にともなって直線的に低下していた。
第4に,二分法的思考と攻撃性との間には正の関連が認められるが,その関連の大きさは若い年齢集団ほど大きいという効果が認められた。

補足をすると、第一の「特権意識」とは、「自分が他者よりも多くを得るに値し、多くを得る権利を有するという、安定して一貫した感覚」(DOI)を指します。
第二の「ダーク・トライアド」(Dark Triad)は、「マキャベリズム、自己愛、サイコパシーの3つの特性の複合体として捉えられる」(出典)と述べられています。

ざっくり述べると、二分的思考がよくない方向に影響を与えるということ、年齢とともに落ち着いてくるということがうかがえます。

自分も年齢を重ねて、物事には二面性があり、
はっきりと評価しづらいなと感じることが増えました。

たいていの物事には良いところと悪いところがあります。
どちらかに決めきれないものです。
そんなに極悪人もいなければ聖人もいません。

だから嫌なことが目についたとき、同時に良いところも考えてみるということをやってみます。

上の記事でも、後悔した事だけを書くのではなく、
得られた事も考えてみました。

それだけで心の安定感が変わります。
ほんの少しの意識付けって大事だなと思います。


お読みくださりありがとうございました!
本日も良い一日をお過ごしください。

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あかちゃん
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