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スペインパビリオン:黒潮

大阪・関西万博が開催されるということで
各国がどんな企画を用意しているのかを
一国ずつ見ていきたいと思います。

スペインパビリオン

黒潮、 二つの国をつなぐ一つの海の中へ

海と太陽、この二つの要素がパビリオンの建築を形作るシンボルです。
地球上の生命をつかさどり、そしてスペインと日本の両国のアイデンティティの根幹を成すこれらのシンボルが、スペインの地理、文化、人生観を表しています。

その一方で、東西間の豊かな交流を育んだルートの一つを生み出した「黒潮」が展示のインスピレーションの源となっています。
スペインと日本は、何世紀にもわたり、この「黒潮」によって結ばれてきました。スペインパビリオンでは、両国が、どのように、目に見えない力強い糸によって結ばれてきたのかをご紹介します。

パビリオンの特徴

自然にインスパイアされたデザイン: パビリオンは、日本の気候や生物多様性に影響を与える強力な海流である黒潮を参考にしている。ネストル・モンテネグロ、エノルメ・スタジオ、スマート・アンド・グリーン・デザインの3スタジオによる建築デザインは、海の有機的なフォルムと太陽のエネルギーを想起させる。

持続可能性: このパビリオンは、リサイクル素材と再生可能素材を使用し、環境への影響を最小限に抑えている。また、効率的なエネルギーソリューションを導入し、エネルギー消費量を削減している。

没入型体験: 来場者は、ガリシアのビーチから地中海まで、スペインの海岸沿いを旅するような多感覚的な体験を楽しむことができる。プロジェクション、サウンド、インタラクションにより、海洋生物多様性、ブルーエコノミー、気候変動との闘いなどのトピックを探求する。

文化的コンテンツ:パビリオンでは、スペインの豊かな歴史と伝統にスポットを当て、スペインの芸術や文化表現も展示される。

公式情報

スペインパビリオンの建物は屋根が特徴的です。

輸送に最適化したコンテナ・モジュールがパビリオンの基壇部として利用されます。
あらかじめ組み立てられたモジュールには、エントランス、オフィス、VIPルーム、運営エリア、キッチン、倉庫、更衣室、トイレ、レストラン、タパスバーなどが収容されます。(スペインパビリオンでは、スペインの定番の小皿料理、「タパス」を楽しむことができます。)

レンタルしたタワークレーンがそのまま屋根構造となり、
現地で膨らませる36個の球体と全体を覆うシートをクレーンに固定することで建物が構成されています。


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あかちゃん
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