さよならアクアライン

高速道路の街灯も
いつか終わりを迎える
去年トランクに詰め込んだ
アレやコレは思い出せない

夕日が沈めばこの旅の
終わりが思い出に変わる
来年の今日、ポッケから
貝殻みっけてしみじみする

アイスが溶けたらさよならの合図
だけど秋は等しく訪れる
ドラム缶洗濯機で回す
季節と会話と君との記憶

リバティ柄のワンピ着て
ここにいる私をさがしに行く
唯一無二の私なのに
灯台下暗しだね

貝殻から聞こえる海の音
今じゃなんにもきこえないの
港でひとり潮風で誤魔化す
ふふふふふ、ふふ

間違ってないと言われたい
だけどいつまでも傷つきたい
月の光が見えない日は
ホタルイカが綺麗だね

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