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お米の炊きたての匂いも、

眠い目を擦って起きてくる君の姿も、くだらない会話も

僕たちの体に残ったリスカ跡も止まらない幻聴も剥がれかけのネイルも、

適当に理由つけて君に会った日のことも、

ぜんぶぜんぶ空想だったら良いのにね。

良いのになあ。

希死念慮に犯されてる君も素敵だよ。

あの子が言ってた可愛い戦争っていつになったら終わりがくるんだろう。

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