東方スペルバブル 全キャラクター解説&評価

最終更新:2024/10/15
Ver 4.8.1対応

評価はS~Fの7段階。
スペルは火力系・強化系・防御系・カウンター系・妨害系の5種に分類。

各キャラの解説や評価をまとめて確認できる場所が無かったので作りました。
あくまで個人による評価なので、その点はご容赦ください。
誤りの指摘やご意見などありましたらコメントをいただけると幸いです。


能力評価早見表

スペル評価早見表

博麗霊夢

拍撃をアシストする能力を持つ初心者向けのキャラ。
初心者向けではあるが、スペルが強力なため上位のランク帯でも充分戦っていける。

能力:拍撃アシスト 評価:E

拍撃の入力判定の緩和と、たまに「早」と「遅」の判定が「完璧」に変化する効果を持つ。
ゲームに慣れているプレイヤーには恩恵が薄い能力だが、最近は難易度が高い楽曲が増えているため活きる場面が多くなってきた。

スペル:夢符「退魔符乱舞」 評価:A

自身の場の玉をV字型に黄色に変える火力系スペル。
CT80秒ながら変色範囲がかなり広くコスパに優れる。
上部と下部が繋がらなかった場合のリスクが高いため、覚醒・反撃明け直後に発動を狙って行追加をするのは少々危険。
道中で盤面を確認しつつ発動していきたい。

スペル:宝符「陰陽宝玉」 評価:D

自身の場の手前の玉を「陰陽印」に変化させる火力系スペル。「陰陽印」は周囲の玉を徐々に赤色に変えていく。
発動する際は地形を調整して中央付近に陰陽印が出るようにしたい。
上手くいけば特大の火力を叩き出せるスペルではあるが、火力を出すまでに時間がかかるため扱いが難しい。
発動→ショット数を消化→邪魔玉を受けて一気に塗り替えるという動き方が基本。欲張りすぎてダウンしてしまわないように注意。

スペル:霊符「夢想封印」 評価:C

相手の上から3・4行目の玉を5色に変える妨害系スペル。
CTが50秒と5色変化の妨害としては最短。
変化させる範囲は2行と狭く、短時間で切り抜けられてしまうことも多い。そのため発動後は速やかに火力を送りたい。

霧雨魔理沙

能力はひ弱だが、代わりにスペルカードは強力なものが揃っている。
能力・スペルカードの性質上妨害キャラには比較的強め。

能力:玉追加「横雷玉」 評価:D

たまに場に追加される玉の中に「横雷玉」が混ざる。
場の上側から横雷玉が出現するため一気に盤面をリセットでき、対妨害に対してはなかなか優秀。一方邪魔玉を受けたときは掘りが間に合わないケースが多く、受け性能は微妙。
出現頻度が過剰に高く、その影響で通常盤面ではあまり火力が出せないVer 4.6.0アップデートで出現頻度に調整が入り、能力が邪魔になりにくくなった。

スペル:恋符「マスタースパーク」 評価:C

自身の場の中央6列分の玉を消し、邪魔玉ストックを60減らす効果を持つ防御系スペル。
範囲・効果量ともに申し分なく、能力との相性も非常に良い。
が、防御系の能力とスペルの組み合わせであるため、安定して勝つには高い実力が求められる。

スペル:魔符「イリュージョンスター」 評価:S

次のショットの攻撃力が約1.5倍になる強化系スペル。
無理やり複数回使うより、強く使えるタイミング(拍撃が強い箇所や接戦の試合終了直前など)まで温存しておいた方が良いことが多い。その豪快さとは裏腹に、ゲームへの理解度と冷静さが求められる。

スペル:星符「アステロイドベルトナイトメア」 評価:B

相手の場の玉を一部紫色に変える妨害系スペル。
名前は長いがCTは50秒と短い。
効果範囲はそこそこ広く、対処にある程度時間をかけさせることができる。目安としては紫玉を2~3行分ほど出現させることができれば充分な足止めになることが多い。

ルーミア

相手のスペル発動を抑制する強力な能力を持つ。
スペルの回転率の差を押し付けていきたい。

能力:覚醒「闇玉」 評価:C

覚醒時に相手に「闇玉」を2個送る。「闇玉」は手玉が触れるとスペルチャージを10秒分減らす。
相手のスペル発動を直接的に抑制できる強力な能力ではあるが、その効果量は全盛期の半分まで弱体化している。
唯一のコンボ変化系以外の妨害能力であり、覚醒力玉も使用することができる点も特徴。

スペル:闇符「ディマーケイション」 評価:C

10ショットの間、相手の視界をショット方向周辺のみに制限する妨害系スペル。
CTが50秒とかなり短く、効果時間も長い。
基本どのタイミングで発動しても効果を発揮するが、相手の盤面の形が崩れている(反射ショットを要求される)タイミングで発動できるとより効果的。

スペル:月符「ムーンライトレイ」 評価:C

自身の場の上側の玉を黄色、下側の玉を青色に変える火力系スペル。
総合的な変色範囲は広いが、下側の青部分は少々火力を出しづらい。そのため上側の黄部分を軸に使うことになる。
変色範囲は盤面の最上段に依存しており、黄部分は奇数のときに6行、偶数の時に5行となっている。

スペル:夜符「ナイトバード」 評価:B

6ショットの間、相手の場の玉を少しずつ紫色に変化させる妨害系スペル。
効果時間そのものは短めだが、終了後も相手の場に紫が残るので実質的な効果時間はかなり長い。
相手の場の玉が少ないと紫玉を固めて逆に火力にされてしまうため、そういったタイミングでの発動は控えたほうが良いことが多い。

チルノ

氷結状態を駆使して戦っていくキャラ。
能力が強力な分、スペルパワーは低め。

能力:コンボ変化「氷玉」 評価:S

6コンボ時、相手の場に「氷玉」を1個送る。「氷玉」は手玉が触れると周囲2マス分の玉を氷結状態に変える。
氷玉が発動すれば高い確率でダウンまで持ち込むことができる非常に強力な能力。そのため相手に与えるプレッシャーも大きい。

スペル:凍符「パーフェクトフリーズ」 評価:C

相手の場の玉をまばらに氷結させる妨害系スペル。
氷結状態が維持するのは3ショットと非常に短いため、自身が即座に火力を出せるタイミングで発動しないと無駄打ちになってしまうことがほとんど。
相手の場に邪魔玉がある状況で発動すると邪魔玉掘りを妨害できるため高確率でダウンまで持ち込める。

スペル:氷塊「グレートクラッシャー」 評価:D

自身の場の玉を手前から30個消す防御系スペル。
効果範囲内ならどんな玉であっても問答無用で消し去ることができ、対妨害スペル(特に特殊な玉を出現させるタイプ)にはかなり強い。
大量の邪魔玉を受けた際の逃げに使うには効果量がやや物足りないため注意。

スペル:霜符「フロストコラムス」 評価:D

10ショットの間、相手の追加する玉が氷結状態になる妨害系スペル。
効果時間は長いが、追加された玉の氷結状態は3ショットで溶けてしまうためダウンを取るのは意外と難しい。
相手の場の形状が崩れている(場の玉が少なく、かつ行追加もできない)タイミングが狙い目。CTは50秒とかなり短いため、積極的に発動して回転率を押し付けていきたい。

紅美鈴

チャージショットによる高火力と柔軟な立ち回りが特徴のキャラ。
スペルも攻撃的なものが揃っている。

能力:チャージショット 評価:A

Rボタンを長押しすることでチャージが行え、チャージ段階に応じて最初の拍撃成功時に攻撃力が(各段階ごとにそれぞれ+2/+5/+10)アップする。
非常に強力な能力ではあるが、チャージに時間を割いている影響で試合全体を通じた拍撃数が少なくなるため、ダウンを取れない展開になると苦しい。
チャージを入れる際は拍撃パート内の拍撃数が減らないように気を付ける必要がある(拍撃1つあたりの攻撃力は+7なので、チャージ2→3の+5でも火力面ではマイナスになる)。

スペル:虹符「烈虹真拳」 評価:A

自身の場の玉を2行ずつ5色に変化させる火力系スペル。
圧倒的な総合火力と変色範囲を誇り、カウンター系スペルのような使い方もできる。
相手から拍撃の割り込みや妨害を受けやすいという欠点があり、特に発動前に長い拍撃パートを割り込まれてしまうとそのままダウンを取られる可能性が高く非常に危険。
発動する際は相手の状況を注意深く観察して割り込みを受けないように気を付けたい。

スペル:気符「猛虎内頸」 評価:D

5ショットの間、自身の覚醒ゲージ増加量を大幅に増加させる強化系スペル。覚醒・反撃中はショット数を消費しないおまけつき。
あくまで増加するのは覚醒ゲージの"増加量"であるため、場の玉をあまり消せない状況では効果が薄くなる点に注意。そのため次の盤面を確認できない覚醒・反撃中の発動は控えたほうが良い
覚醒力玉の効果量も増加するため、巻き込むことで一気に覚醒ゲージを稼げる。発動する際はコンボ数も意識したい。

スペル:華符「彩光蓮華掌」 評価:A

相手の手前の玉を20個、ランダムな5色に変える妨害系スペル。
相手の盤面が平坦なタイミング、もしくは邪魔玉を送った直後に発動するのが基本。邪魔玉を絡める場合はだいたい3~4行分ほどあると邪魔玉を挟み込む(スペルで変化させた玉が場の玉と繋がらない)形にでき効果的。
特殊玉全般に弱いため、発動する際は配置を意識すること。

パチュリー・ノーレッジ

変色3人衆の一角。
スペルカードは妨害系オンリーであり、やや上級者向けの性能。

能力:玉変色「青色」 評価:B

手玉または次の玉が青色のとき、たまに自身の場のランダムな12個の玉を青色に変化させる。
基本的に制御不能であり、上振れ下振れの差が大きい不安定な能力。
青色であるため他2人に比べて発動機会はやや多め?

スペル:火水木金土符「賢者の石」 評価:B

相手の場の玉を邪魔玉混じりの5色に変える妨害系スペル。
効果範囲が広く相手を長く足止めできるため、自身が大火力を送れるタイミング(覚醒や能力が発動した時など)に発動したい。
横雷玉や飛雷玉でまとめて切り落とされてしまう危険性があり、それらの玉が場にある場合は発動を控えたほうが良い(これは他の妨害系スペルにも共通する話だが、CTが長いこのスペルでは特に重要)。

スペル:日符「ロイヤルフレア」 評価:B

相手の場の玉を炎上させる妨害系スペル。
範囲がやや中央に固まっていて、相手の場の玉が少ないとあまり機能しない。
邪魔玉を炎上させることができれば高確率でダウンまで持ち込むことができるため意識したい。

スペル:月符「サイレントセレナ」 評価:C

相手の多い2色の玉を全て氷結状態にする妨害系スペル。
氷結状態の維持は3ショットのみと非常に短いが、その間相手はほとんど火力を出すことができない。
自身が即座に火力を出せるタイミングでの発動が基本となる。
また、タイミングは非常にシビアだが、相手の邪魔玉ストックが溜まっている状況で発動すると詰ませることができる。

十六夜咲夜

双塗矢玉による復帰力とコスパの良い妨害系スペルを活かして戦う。
扱いにはややクセがあるため慣れが必要。

能力:邪魔玉変化「双塗矢玉」 評価:C

邪魔玉ストックから自身の場に放出される邪魔玉に一定の割合で「双塗矢玉」が混ざる。
上手く決まれば高火力を出しつつ一気に復帰することができるが、運の要素が大きいため過信は禁物。
また、高レベル楽曲になると方向を合わせるのが少々難しい。

スペル:幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」 評価:S

相手の場に「ナイフ」を7個出現させる妨害系スペル。「ナイフ」は刃の方向の玉を邪魔玉に変える。
CTに対して効果量が非常に大きく、ただ発動しているだけで複数回ダウンを取れてしまうケースも多い。
ナイフはナイフも邪魔玉に変えてしまうため、固まって出現するとまとめて処理されてしまう場合があるため注意。

スペル:奇術「ミスディレクション」 評価:B

10ショットの間、相手の場の玉を隠す妨害系スペル。
効果中に邪魔玉を送ることができれば一気にダウンまで持ち込むことができる。逆に邪魔玉を送れないと無意味になってしまうことが多く、発動する際は自身が火力を出せるかどうかを意識したい。

スペル:幻象「ルナクロック」 評価:S

4ショットの間、相手の動きを遅くする妨害系スペル。
効果ショット数自体は少ないが、相手の多くの行動が遅くなるため実質の効果時間はかなり長い。
自身の邪魔玉ストックが少ない、かつ大火力を出せるタイミングで発動すれば確実にダウンを取ることができるため非常に強力。一応自身のダウン回避にも使える。

レミリア・スカーレット

優秀な受け能力と強力なスペルカードを持つ総合力の高いキャラ。
非常に扱いやすい性能をしていて、初心者から上級者まで幅広い層に愛用されている。

能力:邪魔玉変化「塗玉」 評価:C

邪魔玉ストックから自身の場に放出される邪魔玉に一定の割合で「塗玉」が混ざる。
邪魔玉堀り中でもある程度火力を出すことができる。場の色玉と繋がってかなりの火力になることも。

スペル:紅蝙蝠「ヴァンピリッシュナイト」 評価:B

相手の場に「蝙蝠」を6匹出す妨害系スペル。「蝙蝠」は場にいる間相手から覚醒力を吸い続ける。
相手の妨害はもちろん、同時に自身の覚醒も促進されるためダウンを回避する目的でも使用できる。ダウン回避目的の場合はあえてショットをせず蝙蝠のゲージ回収を待つのも手。
蝙蝠が固まって出現するとまとめて処理されてしまうため、ある程度相手の場の玉が多い状況で使いたい。

スペル:運命「ミゼラブルフェイト」 評価:A

8ショットの間、相手が追加する玉を「邪魔玉」に変える妨害系スペル。
相手の玉の追加を長時間制限できるほか、効果中に最低でも2行の邪魔玉が場に追加されるため妨害性能は非常に高い。
相手の場に玉が少ない状況で発動できるとかなりの妨害になる。覚醒・反撃明けが主な狙い目。

スペル:「紅色の幻想郷」 評価:A

自身の場の黄色の玉を全て赤色に変える火力系スペル。
拍撃が強いタイミングに合わせることができれば高確率で1ダウンを取れる強力なスペル。
全下げしてから発動するのが基本だが、発動タイミングが読まれやすく拍撃の割り込みや妨害を受けやすいため、下げ切らずに発動する選択肢も考慮に入れておきたい。

フランドール・スカーレット

不安定だが能力・スペル共に爆発力は高い。
スペルバブル屈指の運ゲーキャラ。

能力:玉出現「大爆雷玉」 評価:F

たまに自身の場に「大爆雷玉」が1個出現する。
魔理沙と同じ爆雷系の出現能力だが、こちらは個数が少なく、効果が大きいためあちらほど能力が邪魔になる場面は多くない。Ver 4.4.0アップデートで魔理沙の能力が変更され、玉出現系では唯一の爆雷系になった。

スペル:禁忌「フォービドゥンフルーツ」 評価:C

自身の場に赤色の「大塗玉」を5個出現させる火力系スペル。
出現位置は完全にランダムなため運命力が試される。運が悪いと奥の方に固まって出現することも…。
場の玉が平坦な状況で発動すると大塗玉の変色範囲を活かしやすい。

スペル:禁忌「禁じられた遊び」 評価:F

相手のランダムな色の玉を全て消し、その分自身の覚醒ゲージが増加する妨害系スペル。
妨害系スペルという区分ではあるが、その実態は防御系スペルに近い。
相手が覚醒・反撃中には使用できない点、吸収した色玉の数に覚醒ゲージ増加量が左右される点が厳しい。

スペル:禁忌「レーヴァテイン」 評価:B

相手の場に炎上した「邪魔玉」を出現させる妨害系スペル。
炎上しているのが邪魔玉である点が強み。
相手が邪魔玉を塗り替えられるスペルを持っている場合は、覚醒など長い拍撃パートに入る直前に発動し、相手のスペル発動を妨害すると良い。

アリス・マーガトロイド

能力で出現する塗玉と妨害系スペルを駆使して戦う。
スペルカードはどれも対策が難しく強力。

能力:玉出現「塗玉」 評価:F

たまに自身の場に「塗玉」が2個出現する。
玉出現系では唯一火力に直結する能力だが、出現位置と色がランダムなため少々扱いにくさが目立つ。どうせなら虹塗玉にしてほしい

スペル:操符「乙女文楽」 評価:B

9ショットの間、相手のショット方向を乱す妨害系スペル。
自身が即座に火力を出せるタイミングや、相手の場の形が乱れているときを狙って発動するとダウンまで持ち込みやすい。
効果中は拍撃譜に合わせてショットするのが難しくなるため、拍撃の強弱がハッキリしているタイミングに合わせるのも良い。

スペル:咒詛「蓬莱人形」 評価:A

相手の場に「蓬莱人形」を7個出す妨害系スペル。「蓬莱人形」とそこに繋がる玉は落ちない(直接手玉を当てて消す必要がある)。
対処に時間がかかる場合が多く、その間相手の火力を抑制することができる。
まとめて複数体処理されないよう、場の玉が多いタイミングで発動するのが基本。爆雷玉には要注意。

スペル:符の壱「アーティフルチャンター」 評価:C

7ショットの間、相手の場の上から5行目の玉の色を変え続ける妨害系スペル。
扱いは少々難しいが、上手く決まれば高確率でダウンまで持ち込むことができる。特に邪魔玉を送ったタイミングで発動できると効果的なため意識しておきたい。

魂魄妖夢

覚醒力玉の効果が大きくなる能力を持ち、他のキャラよりも覚醒に入りやすい。
スペルカードのパワーはやや低め。

能力:玉強化「覚醒力玉」 評価:C

「覚醒力玉」を消した際に獲得できる覚醒ゲージ量が増加する。
覚醒が早くなることにより実質的な火力・耐久力が向上する。拍撃数勝負にも強め。
基本的に覚醒が先打ちになってしまうことがネック。

スペル:獄界剣「二百由旬の一閃」 評価:E

自身の場の上から5行目の玉を消す防御系スペル。
邪魔玉ストックを減らす効果は持たないため、相手の拍撃の割り込みには注意。
覚醒力玉を切り落とすことで一気に覚醒ゲージを獲得することができるため、発動するときは意識しておきたい。
「狐狗狸さんの契約」で封じられてる範囲の玉は消すことができないため注意。

スペル:空観剣「六根清浄斬」 評価:C

自身の場の玉をまとまった3色に変える火力系スペル。
火力系スペルではあるが、あまり火力は出せないため基本的には受け寄りに使うことになる。
始点が青色なので覚醒・反撃明け直後には発火できない点に注意。

スペル:畜趣剣「無為無策の冥罰」 評価:D

10ショットの間、相手の覚醒ゲージ増加を停止させる妨害系スペル。
自身の能力もあり、自身と相手とで覚醒数に大きく差をつけることができる。ダウンが取りづらく拍撃数勝負になりがちな低レベル楽曲では特に活きる。
基本的にはどのタイミングで使っても問題無いが、相手がダウン寸前かつ覚醒に逃げられそうなタイミングで発動できると美味しい。

西行寺幽々子

ショットによる玉の自動追加が無く、耐久力が高い。
妖夢同様スペルパワーは低め。

能力:玉自動追加無効 評価:C

3ショットしても玉が自動で追加されない。
高い耐久力を誇り、運に左右される要素が無い安定感のある能力。
行の自動追加による遅延が発生しない点も地味ながら強い。

スペル:霊蝶「蝶の羽風生に暫く」 評価:C

相手の場に「霊蝶」を10匹出す妨害系スペル。「霊蝶」は止まっている玉を「邪魔玉」に変えながら移動する。
似たような効果を持つ「恐怖催眠術」とは、特殊玉も効果対象に含まれるのが差別化点。
相手の場の玉の塊の数が多い(小さい塊が大量にある)状況で発動すると効果的。
霊蝶は止まっている玉が塗り替えられても消えてしまうため、相手の火力系スペルには注意したい。

スペル:幽蝶「ゴーストスポット」 評価:B

自身の場の玉をまとまった青色に変える火力系スペル。
変色範囲が左右に分かれており、左右が繋がる状況でないとあまり火力が出せない。状況が限定的でやや扱いづらさが目立つがハマれば非常に強力。
能力を活かして邪魔玉を受けた際に耐久目的で使用することもできる。

スペル:再迷「幻想郷の黄泉還り」 評価:E

自身の場の上から9行目までの玉を上に押し戻し、邪魔玉ストックを30減らす防御系スペル。
能力と合わせて高い耐久力を発揮できる一方、火力を出せる要素が一切無い(他の防御系スペルと違い覚醒ゲージすら増えない)ため押し負ける展開が起こりがち。
発動後は場に玉を追加する時間が必要になり、そこが隙になる。

八雲藍

9コンボで出現する「橙」が非常に強力。
高火力を頻繁に叩き出すことができる攻撃に特化したキャラ。

能力:コンボ変化「橙」 評価:S

9コンボすると自身の場に「橙」が出現する。橙は周囲1マスの玉を赤色に変えながら移動し、色を2回変える、もしくは乗っている玉が消えると一緒に消える。
玉変色よりも広い範囲を頻繁に塗り替える非常に攻撃的な能力で、藍の強さの根幹を支えている。
要求コンボ数が非常に多いため、コンボを切らない立ち回りが重要になる。

スペル:式輝「狐狸妖怪レーザー」 評価:A

自身の場の玉を20個、「邪魔玉」から優先して赤色に変える火力系スペル。
「橙」の塗りと合わせて使用すると最大で場の玉を34個赤色に変えることができる。
邪魔玉から優先して変わる仕様があるが、変色個数は20個と控えめなので大量の邪魔玉を受けてしまった場合の耐久には向かない。場の赤と繋げる形にできると強い。

スペル:式神「橙」 評価:B

9ショットの間、自身のコンボ速度が3倍になる強化系スペル。覚醒・反撃中はショット数を消費しないおまけ付き。
効果中は実質3コンボで橙を呼び出せるため橙→橙→発火→橙…のループが成立する。以前は橙が3回行動だったので一生場に居座っていた。
橙の弱体化に合わせてCTが60秒まで減少したため、曲によっては効果終了後10秒程度で再使用が可能になる場合も。

スペル:「狐狗狸さんの契約」 評価:B

5ショットの間、相手の場に「狐狗狸さん」を出現させる妨害系スペル。「狐狗狸さん」の中にある玉は消すことができない。
効果時間は短いので、自身が即座に火力を出せるタイミングで発動したい。藍は能力で頻繁に高火力を作れるため、発動機会は多い。

八雲紫

邪魔玉に横雷玉が混ざる能力を持つ防御型のキャラ。
スペルカードは妨害系2種とカウンター系1種である程度慣れが必要。

能力:邪魔玉変化「横雷玉」 評価:E

邪魔玉ストックから自身の場に放出される邪魔玉に一定の割合で「横雷玉」が混ざる。
同じく横雷玉を出現させる魔理沙と比較すると、邪魔玉に混ざるため邪魔になることが少なく復帰に使いやすい。反面、盤面を大きくリセットすることはできない。

スペル:罔両「八雲紫の神隠し」 評価:B

7ショットの間、相手の場に「スキマ」を出す妨害系スペル。「スキマ」は触れた玉を吸い込む。
効果中は反射ショットを強制させるため、場に玉が多い状況で発動できるとショットがかなり窮屈になる。
効果時間はやや短く、雑に使うとスキマに手玉を投げ捨てて処理されることがあるため注意。

スペル:魔眼「ラプラスの魔」 評価:C

自身の場にある赤色の玉を10個と邪魔玉をすべて青色と黄色に変えるカウンター系スペル。
Ver 4.3.0のアップデートから少量の邪魔玉でも機能するようになり、扱いやすさがかなり向上した。
変色はランダムなため、限界まで受けようとせずある程度余裕をもって発動したい。また、発動前に手玉を青と黄に調整しておけると良い。

スペル:結界「生と死の境界」 評価:E

相手のダウンラインを4行分上昇させる妨害系スペル。効果は覚醒または反撃に移行するまで続く。
効果時間の長さは随一だが、ゲームシステムとの相性があまり良くないのが欠点(ダウンラインが上昇する≒ダウン時に貰えるスコアが減少する)。逃げ切りをしやすい低レベル楽曲であれば強いが、ダウンの取り合いになる高レベル楽曲では最終的に押し負けてしまう展開が多い。

鈴仙・優曇華院・イナバ

相手の覚醒ゲージを減少させる減力玉が特徴。
スペルは扱いが難しいものが多く、上級者向けの性能。

能力:コンボ変化「減力玉」 評価:C

5コンボ時、相手の場に「減力玉」を1個送る。「減力玉」は手玉が触れると覚醒ゲージを減少させる。
減少量は大きく強力な妨害ではあるが、その特性上覚醒明けなど覚醒ゲージが空の状況では効果が無い(一応演出等による遅延は発生する)。
稀にではあるが、相手に覚醒タイミングの調整に利用されてしまうケースがある。

スペル:狂夢「風狂の夢(ドリームワールド)」 評価:B

4ショットの間、相手の場の玉が4色に変わり続ける妨害系スペル。5ショット目で3色に戻る。
効果中は相手の火力を強烈に抑制することができる。
効果時間が短いため、雑に使うとほとんど機能せず終わってしまう場合が多い。また、効果が即時発動しない(1ショット目は3色である)点も注意。
相手の場の玉が多く、自身が大火力を送れる状況で発動すると効果的。

スペル:月眼「月兎遠隔催眠術(テレメスメリズム)」 評価:C

相手の場の壁側に「邪魔玉」を出す妨害系スペル。範囲は9行2列と非常に縦に長い。
場の玉が少ないタイミングで発動すると、少しの間相手の火力を大きく削ることができる。ただしダウンさせた際の獲得スコアは少なくなりがち。
場の玉が多いタイミングで発動すると、あまり火力を削れない代わりに比較的長時間妨害できる。
特殊玉で一気に処理されないよう、発動する際は相手の盤面をよく確認したい。

スペル:「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」 評価:B

5ショットの間、自身の邪魔玉ストックから放出される玉に赤の色玉が混ざるカウンター系スペル。
火力の計算と調整が要求されるかなりの上級者向けスペル。
自身がスコア有利の状況では非常に強い反面、スコア不利の状況では一気に苦しくなる。そのため相手にスコアで差をつけられないことが重要であり、その点も上級者向けであると言える。

蓬莱山輝夜

変色3人衆の一角。
変色キャラでは唯一の火力系スペル持ちである。

能力:玉変色「黄色」 評価:B

手玉または次の玉が黄色のとき、たまに自身の場のランダムな12個の玉を黄色に変化させる。
基本的に制御不能であり、上振れ下振れの差が大きい不安定な能力。

スペル:新難題「金閣寺の一枚天井」 評価:A

自身の場の上から1~3行目の玉を黄色に変える火力系スペル。
能力との相性が良く、能力発動後に使用することで覚醒盤面に近い火力を出すことができる。
変色範囲の都合上必ず切り落としが発生する形になり、発火後の盤面が比較的綺麗になりやすく妨害系スペルに強い。

スペル:神宝「ブリリアントドラゴンバレッタ」 評価:C

自身の場の手前に「輝龍玉」を出す火力系スペル。「輝龍玉」は当てた手玉と同じ色の玉を他の1色へ変える。
似たようなスペルである「紅色の幻想郷」よりCTが30秒短い代わりに、発火盤面を作るために1ショット必要とし即効性に欠ける。そのため発動するときは相手の状況を注視し、邪魔玉を受けすぎないように気を付ける必要がある。
能力の暴発を防ぐため、輝龍玉に当てる手玉は黄色にするのが良いと思う(一応さらに火力が向上する可能性もある)。

スペル:「蓬莱の樹海」 評価:B

相手の場に「邪念玉」を6個出す妨害系スペル。「邪念玉」は当てた手玉と同じ色の玉を「邪魔玉」に変える。
「ブリリアントドラゴンバレッタ」の妨害版のような性能で、輝夜の中では唯一の妨害系スペル。
場の玉が少ないと密度こそ上がるが妨害性能が下がる(邪魔玉に変える数が少なくなる)ため、ある程度相手の場に玉が多い状況で発動したほうが良いように思う。

藤原妹紅

変色3人衆の一角。
変色組では特に短いCTと唯一の防御系スペル持ちである点が特徴。

能力:玉変色「赤色」 評価:B

手玉または次の玉が赤色のとき、たまに自身の場のランダムな12個の玉を赤色に変化させる。
基本的に制御不能であり、上振れ下振れの差が大きい不安定な能力。

スペル:不滅「フェニックスの尾」 評価:D

相手の一番少ない色の玉をすべて炎上させる妨害系スペル。
相手の場の状況を把握する必要があり、発動タイミングもシビアなため扱う難易度は高め。
相手の場の色玉の数が均等、かつある程度色玉の総数が多いタイミングが効果的。地形が平坦であるとなお良い。
覚醒・反撃明け直後が狙い目だが、盤面を確認せずに発動するのは非推奨。

スペル:「フェニックス再誕」 評価:E

自身の場にある邪魔玉をすべて消す防御系スペル。
邪魔玉ストックを減らす効果はないため、邪魔玉を受けきってから発動したい。そのまま覚醒に入れるとベスト。

スペル:蓬莱「凱風快晴-フジヤマヴォルケイノ-」 評価:C

10ショットの間、相手の場の壁を炎上させる妨害系スペル。反射ショットができなくなるほか、壁に触れている玉は炎上状態になる。
短いCTで長時間相手を妨害できコスパに優れる。
ダウンを狙う際は相手の場に玉が多いタイミング、特に細かい塊が多い状況や邪魔玉を送った直後に発動できると良い。相手の場の形が崩れている(反射処理を要求される)タイミングも狙い目。

四季映姫・ヤマザナドゥ

能力により圧倒的な耐久力を誇る防御型のキャラ。
スペルカードの性能はDLCキャラとしては少々控えめ。

能力:浄玻璃の鑑 評価:S

自身の邪魔玉ストックから放出される邪魔玉が、「鏡ストック」の数だけ3色の色玉に変化する。「鏡ストック」は自身の場の玉を落下させると確率で溜まる。ダウンすると「鏡ストック」は半分になる。
常時3色の「ケロちゃん風雨に負けず」が発動しているようなもので、やや不安定さはあるものの非常に強力な能力。
「鏡ストック」をいかに素早く貯めるか、そして切らさないかが重要になる。50以上あると安心。

スペル:審判「ギルティ・オワ・ノットギルティ」 評価:E

相手の場に「審判玉」を3個出す妨害系スペル。「審判玉」が有罪状態のときに手玉を直接当てると即ダウンする。
アリスの「蓬莱人形」と近い挙動をするが、あちらとは違い周囲の玉はくっつかない。Ver 4.5.0アップデートで仕様が変更され、周囲の玉もくっつくようになった。
相手の場に玉が少ない状態ではあえて即ぶつけることで軽いダウンで逃げられてしまうことがある(特にこちらがスコア不利の状況では顕著)。そのため相手の場に玉が多いタイミングで使っていきたい。

スペル:審判「十王裁判」 評価:C

自身の場の色玉を十字型に赤色に変える火力系スペル。邪魔玉が効果対象に含まれない点に注意。
変色範囲はなかなかに優秀で、切り落としも発生するため鏡ストックを貯めることもできる。
横棒の範囲以降は玉を追加してもあまり火力が伸びないため、全下げからの発動にこだわる必要は無い。鏡ストックと要相談。
受けで使う場合は鏡ストックの残数に注意する。

スペル:審判「ラストジャッジメント」 評価:C

上から1行目の玉を消す防御系スペル。落下した玉はすべて「鏡ストック」へ吸収される。
能力との相性が良く、基礎スペックも非常に優秀。
行追加→発動→そのまま適当な場所にショット→鏡で邪魔玉ストックを受けるの流れが基本になる。邪魔玉ストックを抱えたまま覚醒に入ってしまうとあまり美味しくないので注意。

射命丸文

スペルの回転率と飛雷玉による高速復帰が特徴のキャラ。
飛雷玉の連鎖は非常に爽快感があって気持ちが良い。

能力:邪魔玉変化「飛雷玉」 評価:D

邪魔玉ストックから自身の場に出る邪魔玉に一定の割合で「飛雷玉」が混ざる。
飛雷玉の生成率が非常に高く、復帰力の高さは全キャラの中でも屈指。
高レベル楽曲になると飛雷玉の方向を合わせるのに少々苦労する。

スペル:旋符「紅葉扇風」 評価:C

中央7列の玉を赤色と黄色に変える火力系スペル。
変色はランダムでギャンブル性が高く、あまり欲張って下げ過ぎすぎると事故る。
覚醒・反撃明けなど盤面が平坦な状況での発動が基本。発動前は手玉を赤と黄に調整しておく(覚醒・反撃明けは手玉が赤と黄で固定のため楽)。
一応邪魔玉を受けた際の復帰にも使える。

スペル:風神「風神木の葉隠れ」 評価:B

相手の場にある色玉を25個「邪魔玉」に変える妨害系スペル。
CTが40秒と非常に短く、その圧倒的な回転率で頻繁に妨害することができる。
場の玉が少ないと速やかに対処されてしまいがちなため、ある程度相手の場に玉が多い状況で発動したい。邪魔玉を送った直後などは特に有効。

スペル:風神「天狗颪」 評価:D

壁側の玉を黄色に変え「塗矢玉」を出す火力系スペル。
発動後塗矢玉に即ショットで発火するのが基本。塗矢玉を斜めに通したい場合は左始点での発動を推奨(右始点だと発火までにやや時間がかかる)。
塗矢玉は左右に2段ずつ入れ替わりで配置されるため、どこまで玉を追加するとどちらが始点になるかを覚えておく必要がある。
発火後の盤面が苦しくなる場合があるため、基本的に全下げでの使用は非推奨。盤面の中央列に黄色が多い場合は選択肢になる。

河城にとり

玉の接着位置が表示される、初心者向けの能力を持つキャラ。
初心者向けの能力のわりにスペルは一癖あるものが多い。

能力:パズルアシスト 評価:D

ショット方向を示すガイドが長くなり、手玉が接着する位置が表示される。また、色玉が2個以上くっつくと消える。
玉の接着位置が常に表示されるため、難しいショット(主に反射)を決めやすくなる。他のキャラと感覚が違うため逆にミスを誘発してしまう場合も。
色玉が2個で消える効果は、他のキャラにはできないルートでの処理が可能になる一方、能動的なダウンでの反撃逃げが難しくなる。

スペル:河童「お化けキューカンバー」 評価:B

相手の場の玉を緑色に変える妨害系スペル。
似たような妨害系スペルの「アステロイドベルトナイトメア」よりCTが10秒長い。効果範囲の違いと能力の差を考慮してのもの?
効果範囲は最下段まで及ぶため、なるべく相手の場に玉が多い状況で発動したい。

スペル:河童「スピン・ザ・セファリックプレート」 評価:B

ショット方向に「青化弾」を飛ばす火力系スペル。「青化弾」は通過した玉を青色に変え、3回壁に当たると消える(2回反射する)。
変色範囲を自身で調整できるのが他のスペルにはない強みで、火力から復帰まで幅広く使え便利。ただしCTは90秒と長いためコスパは微妙。

スペル:漂溺「光り輝く水底のトラウマ」 評価:D

相手の場の上から8行目まで邪魔玉を出す妨害系スペル。
覚醒・反撃明けなど相手の場に玉が少ない状況ほど効果が大きい。場に玉を追加されるだけ効果が薄くなるため発動のタイミングはシビア。
相手が場の玉を整理できるスペルを所持している場合、自身が覚醒などの長い拍撃パートに入れる直前に発動し、相手のスペル発動を割り込ませない立ち回りが必要になる。有効なタイミングが少なくなるため機会を見逃さないこと。

犬走椛

攻守ともに万能かつ癖のない能力を持つ、非常に扱いやすいキャラ。
スペルカードも高水準でまとまっていて堅実に戦っていける性能。

能力:玉追加「覚醒力玉」 評価:A

たまに場に追加される玉の中に「覚醒力玉」が混ざる。
覚醒に入りやすくなるうえ、場の色玉同士が繋がる場合もあり攻守ともに非常に高水準に纏まっている。
唯一のデメリットは基本的に覚醒が先打ちになってしまう点だが、多少の覚醒不利は通常盤面で取り返せるためあまり問題にはならない。

スペル:山窩「エクスペリーズカナン」 評価:B

自身の場の玉を「の」の字型に手玉の色に変える火力系スペル。
効果範囲こそ広くはないが、変色させる色を選べる点とCTの短さから汎用性が非常に高い。積極的に発動して回転率を押し付けていこう。
火力目的で使う場合は、場の中央よりも外側の色に注目したほうが良い(上下左右を繋げられるため)。

スペル:牙符「咀嚼玩味」 評価:S

自身の邪魔玉ストックを100減らす防御系スペル。邪魔玉ストックを減らすと覚醒ゲージも増える。
覚醒ゲージの上昇量は半分で固定(消したストックの量には依存しない)。ただしスコア差ハンデの影響は受ける。
相手の大火力を一方的に食らうことができ、特に1ショットで大火力を放ってくるスペルに対してはかなりのメタ性能を誇る。
邪魔玉ストックが放出されてしまうと無意味になるどころかそのままダウンしてしまいかねないため、発動する際は拍撃が終わるタイミングに注意。
また、覚醒を発火する直前に発動して邪魔玉ストックを消すことで実質的に火力を引き上げる攻撃的な使い方も可能。

スペル:狗符「レイビーズバイト」 評価:C

相手に8回勝手にショットさせる妨害系スペル。効果中はショット方向と拍撃のみ操作できる。
効果中は常に最速でショットされ続けるため、相手はスペル発動はおろか場に玉を追加することすらできなくなる。
発動タイミングは主に2パターンあり、一つは相手の盤面が苦しい場合。こちらはタイミングは少ないが詰ませる性能があるため、スペルチャージが完了しているときは常に意識したい。
もう一つは相手の場の玉が少ない場合で、こちらは相手の火力を削ぐことを目的として使う。覚醒など自身の大火力を合わせることができれば邪魔玉を送りダウンまで持ち込むこともできる。

東風谷早苗

能力による復帰力と強力なスペルを持つバランス型のキャラ。
スペルカードはコスパに優れるものが多い。

能力:邪魔玉変化「爆雷玉」 評価:D

邪魔玉ストックから自身の場に放出される邪魔玉に一定の割合で「爆雷玉」が混ざる。
邪魔玉からの復帰はもちろん、ダウンした時も相手へのスコア加算が抑制できるため積極的に爆破していきたい。

スペル:蛇符「グリーンスネークカモン」 評価:S

相手の場の上から3・6行目の玉を消せなくする妨害系スペル。「蛇札」に手玉を当てて消すと元に戻る。
相手の火力を直接的に、かつ長時間制限できる非常に強力な妨害。
相手の場に玉が多いタイミングで発動するとかなりの確率でダウンを取ることができる。自身が即座に火力を送れるとなお良い。
CTが90秒とかなり長いため、発動するときは確実にダウンまで持ち込みたい。

スペル:奇跡「白昼の客星」 評価:B

自身の場の玉を手前から20個青色に変える火力系スペル。
自身の場に青玉が多い(特に青玉の塊同士を繋げられる)状況で発動するとかなりの火力が出る。
変色する個数は20個と控えめかつ手前に固まって変化するため、邪魔玉を受けた際に復帰目的で使うのはあまり強くない(邪魔玉から場の青に繋がる場合は別)。

スペル:秘法「九字刺し」 評価:C

相手の色玉を格子状に「邪魔玉」に変える妨害系スペル。
CTが50秒とかなり短く、回転率が良い。
その広い効果範囲を活かし、相手の場に玉が多いタイミングでの発動を狙いたい。

洩矢諏訪子

初代DLCキャラクター。
能力、スペル共にややカウンターに寄った性能をしている。

能力:邪魔玉変化「覚醒力玉」 評価:C

邪魔玉ストックから自身の場に放出される邪魔玉に一定の割合で「覚醒力玉」が混ざる。
邪魔玉を受けた際に覚醒に逃げやすく、意識せずとも有効に働きやすい。

スペル:開宴「二拝二拍一拝」 評価:B

自身の場の左側の玉を赤色に、右側の玉を青色にそれぞれ変える火力系スペル。
CTは90秒と長めだが、攻めにも受けにも使えるため扱いやすい。
火力目的の場合は場の中央に赤色、もしくは青色の玉が多い状況で発動すると良い火力が出る。この時、中央にある色玉と同じ色の手玉をあらかじめ用意しておきたい。

スペル:神具「洩矢の鉄の輪」 評価:C

相手の場の色玉を輪状に「邪魔玉」に変える妨害系スペル。
早苗がもつ「九字刺し」に比べると範囲がやや狭い。ただし変色範囲の形状は優秀。

スペル:土着神「ケロちゃん風雨に負けず」 評価:D

次のショットの直後に邪魔玉ストックから放出される玉が緑の色玉になるカウンター系スペル。
似たようなスペルである「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」(以下ルナレ)とは3つの違いがある。
①効果時間が1ショット限定であるため、ルナレのような継続的な受けはできない。
②出現する玉の色が緑色であるため、場の玉とは繋がらない。また、予め次に追加される玉が緑になるように手玉を調整しておく必要がある。
③邪魔玉が混ざらない。そのため、上手く決めることができればルナレを上回る火力を叩き出せる。
総じてルナレをさらに上級者向けにしたような性能であり、扱いは非常に難しい。
40個程度受けることができれば充分な火力になるため、あまり無理をせず安全寄りの意識で使うと良い。

比那名居天子

触れると場に玉を追加する下降玉が特徴の妨害型のキャラ。
何故か弱体化を受けることが多かったが、最近は割と強化を貰えている。

能力:コンボ変化「下降玉」 評価:C

5コンボ時、相手の場に「下降玉」を1個送る。「下降玉」は手玉が触れると場に玉を2行追加する。
Ver 4.0.0で効果量が3行→2行になる弱体化を受け、相手に与える圧力がかなり低下してしまった。
有効に働く場面では強いが相手に利用されてしまうことも多く、妨害系の能力としてはやや物足りない。ただし事故らせる性能は充分にある。

スペル:「全人類の緋想天」 評価:B

自身の場の邪魔玉を25個赤色に変えるカウンター系スペル。
藍の持つ「狐狸妖怪レーザー」と比較すると、こちらのほうが個数で上回りCTが短いが、邪魔玉以外は変換することができないため汎用性には欠ける。
場にある赤玉を巻き込む形で発動できると強い。
邪魔玉が多すぎると上手く繋がらず火力が出ないことがあるので注意。

スペル:地震「避難険路」 評価:B

4ショットの間、相手の場に2行ずつ玉が追加される妨害系スペル。
相手を"詰ませる"性能を持つが、玉を追加する以外の相手への影響はなく、ダウンが取れないと何事も無かったかのように復帰されてしまうためタイミングが非常に重要。
発動することで詰ませることができるかどうか、相手の盤面をよく見て判断する力が求められる上級者向けのスペル。

スペル:要石「カナメファンネル」 評価:C

相手の場の玉を5個「石化玉」に変える妨害系スペル。「石化玉」は手玉が触れると左右の玉を「石」に変える。
運が絡むものの、上振れると相手を詰ませることができる。
石化玉は密集している方が妨害効果が大きいため、相手の覚醒・反撃明けなど場の玉が少なく、また切り落としを受けづらい平坦なタイミングで発動するのが良い。

古明地さとり

能力による高い受け性能と攻撃的なスペルを持つさとり妖怪の姉。
CTが短いスペルが多く、その回転率を活かした戦い方が基本になる。

能力:邪魔玉変色「赤色」 評価:A

邪魔玉ストックから自身の場に出る邪魔玉に一定の割合で赤色の色玉が混ざる。
流石に効果量こそ差はあるが、「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」が常時発動しているようなものであり非常に強力。

スペル:脳符「ブレインフィンガープリント」 評価:B

相手の場の左上と右上に「石」を出す妨害系スペル。
さとりのスペルの中では飛び抜けてCTが長い。その分相手を詰ませる性能が高くなっているが、運に左右される部分もありやや不安定。
行追加と火力を抑制できるため、相手の場の玉が多い時に発動すると良い。
相手の場の一番上の行が奇数(9個)の時のほうが効果範囲が1行分広い。

スペル:心花「カメラシャイローズ」 評価:C

自身の場に「塗玉」を出す火力系スペル。
中央に出現する赤色の塗玉は能力との相性が良いため、基本は受け寄りに使っていくのが良い。
火力目的で使う場合は盤面が平坦なタイミングで発動する。場の端に赤の塊、または中央に黄or青の塊があると良い感じに繋がって火力が出せる。

スペル:想起「恐怖催眠術」 評価:D

7ショットの間、相手の場の色玉を徐々に「邪魔玉」に変えていく妨害系スペル。
CTが60秒と短くコスパに優れる。積極的に発動して有利な状況を作っていきたい。
ある程度の数の邪魔玉を送った後に発動することで、高確率でダウンまで持ち込むことができる。

古明地こいし

能力による高い受け性能と攻撃的なスペルを持つさとり妖怪の妹。
スペルのCTは80~90秒と長めで、能力で耐えつつ機を見計らう戦い方が基本になる。

能力:邪魔玉変色「黄色」 評価:A

邪魔玉ストックから自身の場に出る邪魔玉に一定の割合で黄色の色玉が混ざる。
流石に効果量こそ差はあるが、「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」が常時発動しているようなものであり非常に強力。

スペル:本能「イドの解放」 評価:A

4ショットの間、自身の攻撃力が約1.2倍になる強化系スペル。
覚醒明けの盤面に大きく左右されるが、上手く噛み合った場合は「イリュージョンスター」をも上回る火力が出せる爆発力を秘める。
拍撃譜が強いタイミングなら反撃で発動するのも悪くない。

スペル:「サブタレイニアンローズ」 評価:C

自身の場の上から3・6・9行目の玉を黄色に変える火力系スペル。
能力との相性が良く、邪魔玉を受けた際のカウンターとしての用途がメインになる。能動的に発動する場合は行追加にかなり時間を取られるためタイミングを意識したい。
2行分の隙間が空いているため変色範囲が上手く繋がらないことがある点に注意。

スペル:「嫌われ者のフィロソフィ」 評価:A

相手の場にダイヤ型に「石」を出す妨害系スペル。
「ブレインフィンガープリント」に近い性能の妨害だが、なぜかこちらのほうがCTが10秒短い。効果範囲の違いを考慮してのものだろうか?
こちらは最上段による効果範囲への影響はない。

多々良小傘

能力による視覚妨害が特徴の妨害型のキャラ。
かつては特大の唐傘玉で大暴れしていたが、2度の弱体化を受け比較的落ち着いた性能になった。

能力:コンボ変化「唐傘玉」 評価:S

6コンボ時、相手の場に「唐傘玉」を1個送る。「唐傘玉」は周囲1マスの範囲を隠す。
相手の視覚を妨害できる優秀な能力。相手の場に2個以上の唐傘玉を送ることができれば、出現位置にもよるがかなりの妨害効果を期待できる。

スペル:後光「からかさ驚きフラッシュ」 評価:D

9ショットの間、相手の場の玉とガイドを見えにくくする妨害系スペル。
「見えない」ではなく「見えにくい」なので、注意深く観察すれば普通に見える。そのためスペル単体ではやや力不足な性能。
唐傘玉と絡めて発動することで真価を発揮する。

スペル:傘符「パラソルスターシンフォニー」 評価:C

自身の場の上から2・4・6行目の玉を青色に変える火力系スペル。
「サブタレイニアンローズ」と似た効果をしているが、能力と変色範囲の違いからこちらは能動的に火力を出す使い方がメインになる。どちらかと言えば「金閣寺の一枚天井」と近いイメージ。

スペル:驚雨「ゲリラ台風」 評価:D

相手の場の手前に「台風玉」を2個出す妨害系スペル。「台風玉」は周りの玉を少しづつ「邪魔玉」に変える。
「陰陽宝玉」の妨害版のような性能。
なるべく相手の場が平坦な状況で発動したいが、覚醒・反撃明けに発動すると行追加で簡単に処理されてしまう場合が多いため注意が必要。相手の盤面をしっかりと確認してから発動することを心がけよう。
邪魔玉を送ってから発動することで高確率で詰ませることができるため、基本はこちらの使い方が良いと思う。

豊聡耳神子

スペルチャージを短縮する「星玉」を出現させる能力を持つ。
チャージ段階により効果量が変化するスペルカードが特徴的。

能力:玉出現「星玉」 評価:D

たまに自身の場に「星玉」が1個出現する。「星玉」は手玉が触れるか覚醒に入るとスペルチャージを15秒分溜める。
「星玉」の効果は非常に強力でスペルとの相性も良好だが、玉出現系全般の弱点に加え星玉の「色玉と繋がらない」という仕様がかなり足を引っ張っている。
能力のせいでダウンをしてしまう場面もしばしば。

スペル:「星降る神霊廟」 評価:S

自身の場の玉を10/25/40個青色に変える火力系スペル。
シンプルな効果だが3段階目の効果量が非常に大きく、盤面の大半を青色に染め上げることができる。
一方でCTは50/100/150秒と2段階目時点で100秒に達し、3段階目に至っては驚異の150秒という長さ。いくら星玉があるとはいえこのCTは流石に重く、雑に発動してしまうことは避けたい。

スペル:召喚「豪族乱舞」 評価:D

1/3/7ショットの間、布都と屠自古を召喚する火力兼防御系スペル。布都は青色の大塗玉を2個出し、屠自古は手前の邪魔玉を25個消す。覚醒・反撃中はショット数を消費しないおまけ付き。
効果自体は非常に強力だが、邪魔玉消去と塗玉出現で演出が非常に長く、その間に相手から火力を送られてしまいがち。また、邪魔玉を消している間に盤面に大塗玉が溜まってしまい逆に火力が出なくなってしまうことも。

スペル:「詔を承けては必ず慎め」 評価:B

相手の色玉を15/30/45個「邪魔玉」に変え、5/10/15ショットの間スペルカードの使用を制限する妨害系スペル。
邪魔玉変換&スペル制限の組み合わせが非常に強力。
発動タイミングは相手の場に玉が多い状況(邪魔玉が多いとなお良い)が基本。
発動するときは特殊玉にまとめて処理されないように注意する。

秦こころ

ショットした手玉の色によって効果が変わる能力が特徴のテクニカルなキャラ。
ゲーム中で断トツの使用難易度を誇るがその分性能も高い。

能力:コンボ変化「3種類」 評価:C

5コンボ時、ショットした手玉の色に対応した特殊玉を出す。赤・紫は相手に「炎上玉」を1個送る。黄・緑は自分の場に「横雷玉」を1個、青は自分の場に「虹塗玉」を1個出す。
妨害・防御・火力と状況に応じて使い分けることができる非常に柔軟性の高い能力。基本は「炎上玉」を相手に送りつつ、状況に応じて「横雷玉」「虹塗玉」を出現させるのが良い。
コンボ数と手玉の色を管理しながらプレイする必要があり、使いこなすには相当な練度が求められる。

スペル:「仮面喪心舞 暗黒能楽」 評価:B

相手の場の玉をすべて「邪魔玉」に変える妨害系スペル。
邪魔玉を即時生成する妨害では唯一、変換対象に特殊玉も含まれている点が非常に強力。
相手の場に玉が多いタイミングで発動できればほぼ確実にダウンまで持ち込むことができる。ただし相手の火力スペルには注意。

スペル:怒面「怒れる忌狼の面」 評価:E

ショット方向の玉を消し、通常より覚醒ゲージが多く溜まる防御系スペル。
効果範囲を自身で調整できる点が便利である一方、覚醒ゲージが多く溜まるという効果とは相性が悪く、そのまま覚醒に入ってしまい処理にもたついてしまうケースがある。
発動するときは能力で横雷玉を出現させてから一気に盤面を整理したい。

スペル:喜符「昂揚の神楽獅子」 評価:B

自身の場にある塗玉系の特殊玉をすべて赤色の「大塗玉」に変えて消す火力系スペル。
運に左右される部分も大きいが、上手くいくと盤面の大半を赤色に染め上げることができる。
場に複数の塗玉があると良いが、1つのみでも中央付近に出ていればそれなりの火力になる。場の赤玉の配置も意識したい。
大塗玉が消える際にわずかながら覚醒ゲージが溜まるため、そのまま覚醒に入ってしまわないよう気を付ける(2敗)。

鬼人正邪

能力・スペル共に妨害のみという非常に尖ったキャラ。
火力・受けに関して一切の誤魔化しが効かないため、高い地力を求められる。

能力:コンボ変化「石」 評価:D

4コンボ時、相手の場に「石」を1個送る。
他の妨害系のコンボ変化より1つ1つの効果は薄いが、その分必要コンボ数が少なくなっている。手数で攻めるタイプ。

スペル:逆転「リバースヒエラルキー」 評価:D

10ショットの間、相手の画面を上下左右反転させる妨害系スペル。
シンプルに画面が上下逆になるだけのため、相手の練度によってはあまり妨害として機能しない。通るかどうかは相手次第といった側面が強い。

スペル:逆転「チェンジエアブレイブ」 評価:E

相手の覚醒力をすべて奪う妨害系スペル。チェンジとは
自身の覚醒逃げ、相手の覚醒阻止など防御・妨害のどちらにも使える。
ただし防御運用は相手の覚醒ゲージが溜まっていないと効果がないため、基本的には妨害用に使っていくことになる。

スペル:逆符「天地有用」 評価:B

相手の場に「石」を4個出し、7ショットの間重力を反転させる妨害系スペル。
効果中は切り落としが一切できなくなり、相手の火力を大幅に削ることができる。
相手の場の形が崩れている、もしくは邪魔玉を送った直後に発動すると高確率でダウンまで持ち込むことができる。CTが長いため、しっかりタイミングを見極めて発動したい。

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