【JO退化】エボリューションエッグと進化設計図の採用優先度について
はじめに
こんにちは。垢BANチキンです。
今回もデッキ構築に関しての考察です。
執筆するにあたって、記事のタイトルに一貫性がなく非常にややこしくなってしまうため、前回の記事のタイトルを変更いたしました。
今後、コラム関連の記事は、タイトルに本題を置くようにさせていただきます。
前回の記事はこちら↓
あくまでも個人的な考え方なので、参考程度に読んでいただければと思います。
もしよろしければ、最後までお付き合いください。
各サーチの特徴
【JO退化】の2コストサーチ枠に着目して話を進めていきます。
現状、基本的には《エボリューションエッグ》と《進化設計図》の2択が主流で、合計5枚のうちどちらを多く採用するかについてはまだテンプレが定まっていない印象です。
まずはそれぞれの特徴を見ていきます。
《エボリューションエッグ》の特徴
《進化設計図》の特徴
それぞれの特徴を踏まえると、《エボリューションエッグ》と《進化設計図》は、まさしく対の関係になっていると言えます。
どちらを取るかでデッキがガラッと変わりそうな雰囲気すらある感じで、ここを詰め切らないのはややもったいないなと個人的には思います。
次に、【JO退化】というデッキの特徴を見ていきます。
【JO退化】の特徴
他にも、メタを超えることができたり、GSが採用されていたりと細かいポイントはありますが、大きな特徴としてはこの3つかと思います。
この特徴に基づいて、《エボリューションエッグ》と《進化設計図》はどちらがより適正なサーチであるかの考察をしていきます。
どちらが適正か
まず前提として、3:2や2:3のような配分は考慮しないものとします。
それぞれ長所が異なるため、一貫性がないどっちつかずな構築になってしまうのはなんとなく読み取れるかと思います。
そのため、今回は4:1の配分を想定して考察を進めさせていただきます。
《進化設計図》は、
この3つが特徴でした。
【JO退化】の特徴と照らし合わせてみます。
まず、《進化設計図》を発動して、デッキに4枚残っている《モモキングダムX》が手札に加わる確率は約50%です。
これを踏まえると、3ターン目の《モモキングダムX》召喚に貢献しているかはやや懐疑的と言えます。
《進化設計図》は、
という弱点を補っているとは言い難いです。
しかし、全く信用できないという訳でもないのが悩ましい点で、乱暴な表現をすると、【青魔導具】が《ゴンパドゥ》を2回発動して《新世壊》を探しているようなものです。
この50%という数値だけで判断するのは難しいので、他の特徴についても考えてみましょう。
という特徴に着目します。
《モモキングダムX》を既に1枚引いている状態で《進化設計図》を発動した際、
といったように、溜めるプランの火力が上がります。
つまり、《進化設計図》は、『最速退化の補助には向かないものの、溜めるプランへの適性は高い』と言えます。
次に、《エボリューションエッグ》について考えていきます。
《エボリューションエッグ》は、
この3つが特徴でした。
【JO退化】の特徴と照らし合わせてみます。
《エボリューションエッグ》は《モモキングダムX》を確定でサーチできるため、3ターン目の《モモキングダムX》召喚に大きく貢献しています。
という弱点も補完できていると言えるでしょう。
しかし、
この弱点が影響して、溜めるプランについては《進化設計図》に劣ります。
という特徴を活かして、なるべく早いターンから、対面にクリティカルに刺さる進化先で攻めてこそ《エボリューションエッグ》は採用価値を生むと考えられます。
《進化設計図》と逆に、《エボリューションエッグ》は、『溜めるプランには向かないものの、最速退化への適性は高い』と言えるでしょう。
まとめ
以上の点を踏まえて、
『受けが緩いデッキが多く、最速退化が重要な環境であれば《エボリューションエッグ》』
『受けの堅いデッキが多く、溜めるプランが重要な環境であれば《進化設計図》』
というのが、現時点での個人的な考え方です。
現環境であれば、《エボリューションエッグ》を優先します。
おわりに
いかがだったでしょうか。
最近、怒涛の連続優勝で話題の【JO退化】について触れてみました。
これから先もアツいデッキだと思うので、ぜひこの機会に触ってみてはいかがでしょうか。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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