探偵学園ものなんだから入学させろ! という個人的戒めのメモ:創作のための戦訓講義24
事例概要
発端
※探偵学園ものについての個人的メモ。このとき『シャーロックアカデミー2』を読んでいた影響もある。
自作について補足
私の初の探偵学園もの。主人公の少女、黒鵜白羽が探偵を志し、入試を受けるまでの二部構成。簡単な賞も取ったよ(自慢)。
黒鵜白羽の話をベースに再構成したのが日辻芽里乃の物語。話のテーマが「自分のやりたいことを見つけられなかったり諦めていた主人公が探偵を志すまで」なのでこの二作は探偵学園ものだけど入学してなくてもセーフ。
なんでこの作品は入学してないんですかねえ。いやまあ探偵学園の設定云々は実はこの作品では傍流で、本題はあくまでキャンプ場ホラーのつもりだったので……。
『サマーキャンプスリラーナイト』の前に短編として『ワクチンキラー』を書いており、この設定が流用されたのでキャンプ場ホラーに探偵学園の話が出てたわけですね。そして『ワクチンキラー』も探偵学園の話は書いてる
途中、ラストで入れることにしたので……。
参考:探偵学園もの
シャーロックアカデミー
上記作品。ライトノベルレーベルから発刊された本格ミステリ。事件の手がかりとなる情報はすべて太字で表現されているという特徴がある。
セーラー服と黙示録
古野まほろ著。キリスト教系女学校が同時に探偵学園でもあるという独自設定。文体などに癖が強いがこちらは同作者の『天帝』シリーズより読みやすいはず。読者が慣れただけ? そうかも……。個人的お気に入りは二作目の『ぐるりよざ殺人事件』。表紙絵もいいんだよなあ。
シャーロック・ノート
『ルヴォワール』シリーズの円居挽著。Twitter面白おじさんとしての方が有名かも。昔に読んだきりなので内容は忘れた。今また探偵学園もののプロットを練っているので参考に読み返したらレビューするかも。
※超有名作『探偵学園Q』は実は未履修。
戦訓
探偵学園ものやろうってんだから入学はさせとけよと。他の探偵学園ものと差別化を図るにしても、入学させないのはやっていい差別化じゃないからね? 野球漫画で差別化するためにメインの球技をサッカーにしますって言ってるようなもんだし。