今さら暇空支持のクソインテリ仕草を見る(ついでに暇空マニフェストも):創作のための時事勉強会81
※注意
本記事は時事的問題について、後で振り返るためにメディアの取材や周囲の反応を備忘録的にまとめたものです。その性質上、まとめた記事に誤情報や不鮮明な記述が散見される場合があります。閲覧の際にはその点をご留意ください。
東浩紀
発端
※今さら東浩紀が実質的な暇空の支持表明。
当人の認識は……?
※暇空を支持するが、「投票はしない」とお茶を濁し、最後にはふてくされる。クソインテリ仕草の基本形が詰まっている。
反応
個人見解
興味深い反応のひとつだろう。個人的には左派的と言うかリベラル的と言うか、ともかく極右やネトウヨ、アンフェとは真逆の、しかし決して人倫の側に立っているとは言えないタイプの人間を創作でどう描写するかを常に苦心しているので、ちょうどいい参考資料として引き出しておいた。
東の発言の問題はいくつかに整理できる。ひとつは暇空茜の勢いに対する基本的な事実誤認だ。確かに無名の一個人としては社会問題として注視せざるをえないほどの勢いであることは事実だが、その「勢い」の内実を完全に捉え間違っている。にも関わらず「勢いがある」という事実だけを指摘しているという態度をとることで中立ぶっているわけだ。川の増水を見てその勢いの激しさを指摘するくらいなら小学生でもできるわけで、彼に、というより一般的な市民に求められるのは最低でももう一歩踏み込んだ議論だろう。
暇空の持つ「勢い」を東は左派やリベラルが嫌われているものと見ているが、ここでも重要なのは「嫌われている」内実だ。例えば左派系言論人の言動が問題で嫌われているというのなら反省をするべきだが、暇空問題においてはまったく左派系やリベラル、ないしは女性支援団体には非のないことである。暇空は問題の端緒から、情報の誤読と曲解を主として火をつけていたわけで、問題を内包するのは暇空とその支持者に過ぎない。
東は左派・リベラルが嫌われ、その結実として暇空のような人間が評価される状況を分析し改善するべきだと述べるが、これははなはだ的はずれなことだ。なにせ問題の原因は暇空とその周囲にしか存在しないのだから。改善のしようはない。全体の問題を解決しようとするならば、暇空と暇アノンに対し取るべきアプローチはさながらギャンブル依存症の人間に対する治療のようなそれであって、つまり暇アノンと我々は対等な市民や言論人のそれではなく、医者と患者に近い関係性にならざるを得ない。
(もっとも、暇空を持ち出して左派系やリベラル系を腐す東のようなタイプの人間は、まさにこの非対称性こそがリベラルの嫌われる原因だと言いたげな節があるように、私には思えるが。まあ、リベラル系やインテリのある種の上から目線には、似たような立場の私でさえ辟易とすることもないではないが。しかしこと暇空問題においては、この非対称性は暇空と暇アノンが平常の場から自ら降りたことによって生じているので、こちらに文句を言われても仕方がない)
そして東の発言の問題のひとつが、自身を暇空側でも左派側でもなく、それらを俯瞰する立場であるかのように置いていることでもある。中立ぶりであり、かつ自身はこうした問題に直接関わる側ではなく、総括する側だという認識だ。これこそインテリが嫌われる上から目線の最たるもののようにしか見えないのだが……。ともあれ、こうした自己認識が最後のふてくされにつながっている可能性はある。「俺はあくまで総括する第三者なのに、なんで問題を起こした当事者のように扱われるの?」とでも言ったところか。
実際は上記ポストにあるように、いくら左派系にうんざりすることがあっても、暇空を支持することは絶対にありえないのだが。それだけ暇空がお粗末であることは、以下のマニフェストで明らかになるだろう。
暇空マニフェスト
クーポン
※暇空が以前漫画で主張していたクーポン。当人の直接的な主張を漫画にしたものではないが、肯定的にRPしていることから当人の認識と同等とみなしていいだろう。
※例えばコロナによる給付金の際にもこの手の問題は指摘されていた。回避策なども打ち出されてはいたが、被害者側が早めに行動しないといけないという負担が大きい。
※つまり暇空は知事選に出馬しながら、この程度の社会問題に関する興味も知識もないということ。
うわあ優生思想
※記事自体は2021年のものだが、こういう考え方をする人間が他のマニフェストについてもどう考えるかを想像したほうが良い。政策集では「軽視しているわけではない」と語ってはいるので。
※デジタルクーポンにも絡んでいる様子。暇空自身にも聞いてみたらいいじゃないだろうか。ブロックされなければだけど。
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