Mono
自分が好きなモノって一体なんだろう...。
定番、名作、名品。
それらの定義は、時代を超えて愛されるモノ、またそのモノとしての完成された美しさがあること。
そして、一番重要なのは、その美しさが使い手を考えた機能性に由来している。
いわゆる機能美。
明確な目的のもとに創られ、その目的を突き詰めた結果、そのモノの外観に美しさが宿るのではないかと思う。
例を挙げると、
イームズのシェルチェアやリーバイスの501、
コンバースのオールスターまたはチャックテイラー、
テクニクスのSL1200 Mk2、
ゼンハイザーのHD25...
僕は外観の美しさを最優先に作られたものより、機能を追求した結果生まれたモノの美しさに魅力を感じる。
前者も決して嫌いではないが、自分の周りには長く留まらず、ただただ消費されていくことが多い。