Waves, Raindrops
例えば何か嫌なこと、感情が大きく揺さぶられてしまうようなことが起きた時、それに対して意識が離れられず考え続けてしまい、気持ちがずるずると沈むんでしまう、モクモクと苛立ちが黒い煙のように心の中に積もってしまったり、自分の嫌いな自分が現れて、それらが全てを見えなくさせてしまうようなことがある時。
はたまた、これから来るかもしれない不安や
焦りが少し輪郭を持って自分の前に見えた時。
これらの自分自身の中の乗り越え方。
This too shall path
直訳すると「これらは過ぎる」
イメージしやすくすると
それらの現れた感情を「波」と考えることと、
雨の日に窓を打つ「雨粒」と考えること。
この、何かの出来事で引き起こされ脳内に現れてくる不安や焦り、苛立ち、悲しみは瞬時に心の中を荒らす波であり、捕まり、攫われてしまうと引いては満ちるように過去に引き戻されたり、未来に連れてかれたりしてしまい、ジタバタすると波をつかめず、
体力だけがなくなって、心が疲れてしまう。
この感情をどう処理するか。
波を眺めるようにこの波はいっときのモノで引いていく、過ぎていくモノと考える。
その波に無理に自分が逃げる、避け切るのではなく、
自分の心をうまく波の流れに合わせていく。
自分の心のハンドルを波に逆らわないように
うまくあてていく。
自分の心にハンドルを当てていくことができるようになると、
「感情と闘っている自分」を
少し遠くから見つけることができるようになる。自分を外側から発見することができるようになると、問題や原因がわかるようになってくる。
これから来る不安や焦りが
少し輪郭を持って見えた時は、
窓を打ちつく雨粒として考える。
そもそものこの不安や焦りは無意識に
痛みや恐怖を遠ざけようとするもの。
来るかもしれない、マイナスなものへの準備。
感情に飲み込まれないように、
思考に左右されないように、
見えた時には一歩距離取る。
窓に打ちつく雨粒を眺めているように、
自分の中に来る一時の流れるものを眺める。
少くとも、
この不安や焦りを感じる瞬間は
前向き、攻めの姿勢で生きていることには
間違いない。
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今の自分にぴったりな下書き。
もう大丈夫。負けねぇ、どしっと構えれる。