reminds me
・洗濯機は1階と2階にあって、
部屋から近い2階のシャワールームの中にある洗濯機をよく使っていた。
でも、利用をすると排水から水が少し漏れる仕組みになっていて、シャワールームに水をかき出すのが日課だった。洗った衣類をそのまま
すぐ隣にあるベランダに物干し竿の上に広げてしまえば、2時間でからっからに乾いていた。
洗剤はパウダー状で、乾いた後は柔らかさはなかったけど、地中海の燦々の太陽を衣類が吸い取って、お日様の香りが少し残るのが好きだった。でもシャワーは水圧的に1階が良かった。
・ライオンが載ってる30袋入りくらいの紅茶を買って、毎朝シリアルと共に飲んでた。共に開くのは単語帳。当時住んでいた家は早起きの人がいなかったから、共同のキッチンにあるテーブルで朝読んでた。卵もそんなに毎日使えないから2.3日に一回の朝はスクランブルエッグと、トーストとケチャップでささやかな贅沢だった。シリアルにかける牛乳はゲストハウスのオーナーが何日か1回まとめて置いてってくれるんだけど当然真夏のクーラーもないゲストハウスに1.2日置いとくと腐る。
最初寝ぼけて飲んでからお腹壊して
そこからオーナーがミルクを置いてくたびに
冷蔵庫の自分のエリアにおいて、独り占めしてた。
・「土日の朝は自分だけの場所を見つけてそこに行くといいぞ、自分を見つめ直せる」
仲良いおじさんの友達が言ってて、ゲストハウスから坂を下り、高架線を歩いてスロープを登って8分、大きめのスーパーの入っている複合施設の2階にあるカフェによく行ってた。そこのラテは美味しくて、マフィンと食べるのが好きだった。
初めてもらったバイト代で食べた時はいつもより高いやつを食べたんだっけ。どんなに暑くてもクーラーガンガンだからラテアートが綺麗なカフェラテはおいしかった。
途中からそこがお休みの日は隣のフードエリアに入っているラテを頼んだ。たまに、バイトのお姉ちゃんがクッキーを2枚つけてくれた。
・夜ご飯は決まってパスタだった。自炊してて良かったと思った。バイトが始まってからは賄いで好きなのが選べたけど、マルゲリータかハンバーガーにしてた。だから外食する気持ちは起きなくて、代わりにスーパーにあるデリでラザニアを食べるのがすごく好きだった。4ユーロとかだった気がする。
途中からリゾットにも挑戦した。
激安タイ米とソースに火にかけて食べるのも好きだった。あのポルチーニリゾットを作れるソース、売ってないかな。