ソ連製の古い電車に乗るためにカザフスタンに行った話
カザフスタンにあるステプノゴルスク(Степногорск)という街をご存知だろうか。
いや、一部のマニア以外はまず知らないような場所なはずである。
ステプノゴルスクは、カザフスタンの首都・アスタナ(Астана)から200kmほど北方にある小さな街で、ソ連時代は核兵器・生物兵器を製造する工場が存在していたため、外部からの訪問が制限された「閉鎖都市」であったという。
現在は閉鎖都市ではなくなり外部からの訪問も可能になっているが、現在でもウラン燃料やベアリング等を製造する工場