イライラは誰かがどこかで止めなくちゃね
こんにちは!
今回もあなたの毎日をちょっとウェルビーイングにする思考のヒントをお伝えします!!
今回の内容は、不機嫌な感情と距離を置く方法です。
イライラは誰かがどこかで止めなくちゃね
今朝、日経新聞を読んでいたら、ステキな言葉に出会いました。それが以下のものです。
これはマナーデザイナーの岩下宣子さんのコラム記事に登場する、俳優の五月みどりさんの言葉です。
数十年前にテレビの収録時にお話しした際、「嫌な運転手のタクシーに乗ったときほどチップを弾む」という五月さんのお話に「なぜですか?」とたずねると「イライラは誰かがどこかで止めなくちゃね」とおっしゃったというエピソードが紹介されていました。
イライラや不機嫌は連鎖する
先ほどのエピソードで、その運転手の方は、つぎに乗ったお客様には優しく接したかもしれません。世の中、優しさは伝染するからです。
また、優しさというポジティブな感情と同様に、イライラや不機嫌といったネガティブな感情も伝染します。
人間が相互に関係し合って成立する社会において、よい感情も悪い感情も互いに影響し合うものなのです。
あなたの気持ちは周囲に影響を与えており、周囲からの影響をつねに受け続けて存在しているのがあなたという人間なのです。
イライラや不機嫌は伝染しやすい
さらに重要な事実があります。
それは、優しさや楽しさといったポジティブな感情よりもイライラや不機嫌といったネガティブな感情の方がより周囲に伝染しやすいということです。
この事実は脳波研究から解明されています。
本書によると、人間の脳とは、「いいこと」には鈍感で「嫌なこと」には敏感にできているものなのです。
「嫌なこと」に接したときに生じるネガティブな感情に敏感だと、危険やリスクを回避しやすくなります。
イライラや不機嫌といった「嫌なこと」に敏感なことは「人間の生存本能」によるものなのでしょう。
優しさでイライラの連鎖を断ち切ろう
あなたがもしイライラや不機嫌の感情を覚えたら、その感情を「断ち切る」努力をしましょう。
あなたがイライラや不機嫌の感情を抱えたまま周囲に接していれば、そのイライラや不機嫌は相手に伝染します。そしてその人からまた別の人へと伝染の連鎖が続いてしまいます。
でも、もしあなたが優しさをもってそのイライラや不機嫌を止めれば、そのあとの連鎖を防げます。そして結果的に、あなたの周囲からイライラや不機嫌な人が減ることになるのです。
不機嫌な感情から距離を置く方法とは、あなた自身がイライラや不機嫌といった感情を「断ち切る」ことなのです。
そうすればきっと、あなたの人生はいまよりもっと心地よくウェルビーイングなものになっていくはずです。
応援しております♪
今回は以上です。
今日という日があなたにとって最高の1日になりますように♪
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