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子どもは自ら成長する力をもって生まれてきます。親はそれを見守り一緒に育てばいいのです
子どもは、
「いつも精一杯生きよう」
「より良く成長しよう」
と思っています。
そうプログラムされて生まれてくるからです。
だから、
外からの「しつけ」などの「教える」という行為は必要ありません。
というより、してはいけません。
子どもは自ら育つ力を持って生まれてきます。
「自ら育つ力」を手にして生まれてくるのです。
だから、
「教育」、「教え・育てる」という行為は、子どもを良くない方に導いてしまいます。
子どもは、
これまで、何の力を持たない、何もできない存在と思われてきました。
教えなければ立派な大人になれないと思われてきました。
それが、現在状況をつくっています。
不登校の子どもや引きこもりの大人が多くなっています。
自殺する若年層が多くなっているのです。
親が子どもを虐待するという事案が多くなり、子どもが亡くなってしまう事件も多くなっています。
犯罪は日々起こっていて、年々増加しています。簡単に犯罪に手を出してしまう。ネット上の誹謗中傷も後を絶ちません。
子どもは「自ら育つ力」をもって生まれてきます
。
しかも
この「自ら育つ力」は、
「いつも精一杯生きよう」
「より良く成長しよう」
という意思も持っています。
だから、
親は、何のテクニックもいりません。
簡単なのです。単純なのです。
子どもに何かをしてあげなければならない、なんて考える必要はありません。
ただ、
親は、子どもを見守り一緒に育てばいい
のです。
何も口出しせず「見守る」だけでいいのです。
子どもが自ら判断し行動していく、
子ども自ら体験する姿を、
親は眺めていればいいのです。
自分事とせず、子ども自身事だと心に決めて。
そして、
親も、子どもと共に「育つ」のだと。
「教え育てる」という「教育」でなく、
「共に育つ」という「共育」でいいのです。
これは、親だけでなく、すべての大人にも当てはまります。
これは、とてもとても大事なことだと考えます。
「親」だって、一人目の子どもの時は、みんな初めて親になります。
「親」はこういうもの、なんて誰からも教えてもらうことなく、「親」になってしまいます。
だから、「親」としてどう「子ども」に対応するかなんてわからないのです。それが当たり前です。子育てはわかりません、でいいのです。
だから、
親は、堂々と、子どもと一緒に育ちます
と言っていいのです。
それでいいのです。
その方がいいのです。
下手に、本を読み、子育てはこうした方がいい、「しつけ」はこういう方がいい、なんて考えてやってきた結果が、今の社会の状況です。