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「いつも精一杯生きている」と同時に、「いつもより良く成長しよう」と思っている。子どもはそういう生き物である

子どもはいつも今を精一杯生きている」。

子どもはそういう生き物

手を抜いて生きることなんてできない。
それしかできない。

それが「子ども」である所以でである。


だから、

親は子どもを信じて見守るだけでいい。
親というまなざしをそそぐだけでいい。



「子ども」は、

「いつも精一杯生きている」と同時に、
「いつもより良く成長しよう」と思っている。

子どもはそういう生き物である。


昨日よりもより今日を良く生きよう、成長しよう、
子どもはそうプログラムされて生まれてくる。


大人や親は、それを信じて、共に生きてくれればいい。
子どもが安心感をもって、プログラムされた力を発揮できるように。

「子どもは自ら成長する力を持っている」。


それが、少しずつ失われていくことがある。

精一杯生活することができない、より良くなろうと思うことができない。
自ら成長する力を発揮できない。


どうしてそうなってしまうのか。

それは、

子どもの発する要求に応えてもらえなかった場合に起こる。

例えば、

乳児期に、何らかの理由で、泣いても抱いてもらえなかったら。
それが何度も繰り返されたら。

幼児期に、「待ってね」と言われ、待ってもしてくれなかったら。
それが何度も繰り返されたら。

そんなことの積み重ねが、子どもが本来持つ力をそいでいく。


さらに、

子どもの意思に反し、強制された場合にも起こる。


子どもに、生活規範を教えるという「しつけ」である。

子どもは、心や身体の成長・発達過程において、自然に身に付けていく。
自分自身の発達に合わせて、自ら適切に身に付けていく。

だから、

子どもに「しつけ」をしてはならない。

「しつけ」は、すればするほど、
「子どもがいつも精一杯生きる力」や
「子どもが自ら成長しようとする力」を弱めてしまう。


「人間」の初期段階である「子ども」は、
そうプログラムされて生まれてくる。
それを大切に見守り育てることが必要である。


そうすれば、

「子どもはいつも精一杯生きることができる」。
「子どもは自ら成長する力を発揮することができる」。




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