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雑貨屋さんのひとりごと#12 4つのタイプのコンセプト
店舗運営歴18年目、イベント主催歴13年目、「雑貨屋AJUKAJU」の店主で地域活性イベント「雑貨村」の主催者であります松本です。こちらのnoteでは今まで業界で培ってきた経験をメモのように書き溜めていくことで、これから雑貨屋を開業しようとしている人や商売を始めようとしてる人たちのヒントになればと思い書かせていただいております。
本日は前回の「ターゲット層」のお話にでてきました4タイプの「コンセプト」について書いてみました。
▼前回の記事はこちらから
1. 日常を楽しむ層向けのコンセプト
キャッチコピー例:「日常にさりげない彩りを」
具体例:「毎日使うのが楽しくなるカラフルな雑貨」「気軽に買える価格で、生活に小さな楽しみをプラスするアイテム」
ポイント:この層には、シンプルで使いやすいアイテムや、リーズナブルでつい手に取りやすい工夫をし、店舗も明るく気軽に立ち寄れる雰囲気にするのが効果的です。
2. 自己表現を大事にする層向けのコンセプト
キャッチコピー例:「個性を引き立てるデザインを」
具体例:「手作りのアクセサリーやアートな雑貨」「その人らしさを大切にする限定デザイン」
ポイント:この層には、デザイン性が高く少しユニークなアイテムが刺さりやすいため、こだわりのデザインや手作りの要素を取り入れ、特別感を感じてもらう工夫が有効です。
3. こだわりを大切にする層向けのコンセプト
キャッチコピー例:「品質とデザインにこだわった長く愛せる逸品を」
具体例:「長く使える高品質なアイテム」「手間暇かけた丁寧に作られた品」「時代を経ても風化しないデザイン」
ポイント:この層には、商品の背景や作り手の思い、品質の高さに共感してもらえるため、物語性や持続可能な材料の使用をアピールするのがおすすめです。
4. 地域密着タイプ向けのコンセプト
コンセプト例:「地元の魅力を詰め込んだアイテムで、地域とつながる」
具体例:「地元の素材を使った雑貨」「地域でしか手に入らない限定商品」
ポイント:この層には、地域らしさや地元のものづくりへの共感が強いので、地元産の材料や職人とコラボしたアイテムを取り入れることで、共感を得やすくさせるのが大事です。
このように、ターゲットごとにコンセプトを合わせると、その層に響きやすくなり、リピーターも増えやすくなります。
本日は以上です。
次回は「コンセプトがなぜ大事なのか」を書きたいと思います。
本日もお読みくださりありがとうございました。
雑貨村主催
雑貨屋AJUKAJU店主
松本達洋
▼雑貨村のイベント情報はこちら
https://ajukaju-zakka.shop-pro.jp/