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AJSインターン生の活動紹介「Virtual Discussion Group (VDG)」
2022年11から2023年2月にかけて、日米協会インターン生の活動の一つであるVirtual Discussion Group(VDG)の第3期を開催しました。その様子や参加学生の声をお伝えします。
1. VDGの概要
日米協会のプロジェクトの一つであるバーチャル・ディスカッション・グループ(VDG)は、東京日米協会が主導し、アメリカの複数の日本協会が協力している学生主体のオンライン交流プログラムです。30歳以下の大学生を対象とし、日米同数の学生が集まり、英語でバーチャルディスカッションを行います。およそ3、4ヶ月の期間で3回のディスカッションを通じ、本プログラムの参加者は、日米文化について新たな視点を得ることができます。また、日米関係を政治、貿易、文化、ニュースメディアなど多面的に探求することで、二国間・国際関係を議論、共創するための知識を得ることができます。
2.今回のVDGについて
今回で3度目となるVDGは、2022年11月下旬から活動を始め、2023年2月中旬に最終大会が行われ幕を閉じました。前2回同様に毎回のVDGでは活発な議論が行われました。具体的に、今回は第1回では文化、第2回では教育のあり方について話し合いました。そして、最終大会ではフリーテーマで議論を行いました。以下、各回の具体的な内容をご紹介します。
1) 第1回:文化
主に日米の文化の違いに着目し、アメリカ・日本のそれぞれの視点から見た互いの文化について議論を交わしました。多文化尊重や伝統文化のあり方などの抽象的なテーマの話を行う一方で、互いの好みの音楽ジャンルなどの具体的な内容にも触れることができ、関係性を深めることができました。
2)第2回:教育
両国の高等教育の違いなどのテーマは設定しつつも、国や地域によって異なる教育のあり方について適宜深堀を行いながら議論を進めることができました。また、議論の中ではテーマ以外の関心分野についても情報交換が行われました。
3)最終大会:フリーテーマ
最終大会の前半では、交流をさらに深めることを目的にブラウザ上で絵を描いて当てるゲームを行いました。後半のフリートークセッションでは、プライベートな話やそこから波及した両国の文化や宗教のテーマについて議論を行いました。
3.参加者の声
学生1
人数が比較的少ない分、全員が発言し、ゲームやディスカッションを楽しむことができた。
学生2
海外の方が積極的に意見を聞いてくれる場面もあり、それぞれが自分の意見を述べることができた。
学生3
アメリカ側の参加者は日本のことがとても大好きで来年度に来日予定がある方が多く、日本の話にとても興味を持ってくれました。英語がわからなくて聞き返しても丁寧に教えてくれて、時間が過ぎてもまだ話している優しくて楽しい雰囲気のディスカッションでした。
4.まとめ及び今後の展望について
コロナの状況が緩和してきたとは言え、依然として以前のように国際交流が活発に行われていない現状において、本VDGはその中でも日米交流を行うことができるという点で日米協会において非常に重要なプロジェクトの一つであると言えます。今後とも、頻繁に開催し日米交流を促進させていきたいと考えております。
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