AJSインターン紹介#07 浅井 祐介「Uncomfortable? それは成長の種」
今回紹介するインターンは、早稲田大学の浅井祐介(あさい ゆうすけ)さんです。浅井君はアメリカでの高校生活に加えて、アメリカ留学も経験しています。AJSのインターンは、アメリカでの経験や繋がりを生かすにはぴったりの活動がたくさんあります。まだアメリカに行ったことがないというインターン生にとっても、様々な背景や興味を持つ個性的な仲間から学び合い、刺激し合っています。
さて、今回も浅井くんのAJSでの活動や大学生活について特集しておりますので、ぜひお読みください!
** PROFILE **
浅井祐介(Yusuke Asai)
◎大 学:早稲田大学
◎学部:政治経済学部 政治学科
◎出 身:Scarsdale High School New York USA
◎AJSインターン歴:3年
◎尊敬する人物 本田圭佑さん(ビッグマウスで自らを追い込んで人々の期待に応えるから。)
** About AJS Intern **
(1) AJSインターンに入った理由やきっかけは?
アメリカで高校生活を送り、多様な経験をすることができました。大学で日本に帰国してからもアメリカに何か恩返しをしたい、またアメリカとこれからも繋がっていたいという思いがありインターンに入りました。日米協会が掲げる「日米の草の根交流を促進する」という点に共感し、大学生活の中で私自身ができる日米の人材交流に参画しようと考えました。
(2)AJSインターンの活動で最も印象に残っていることは?
日米協会100周年記念事業の一つアメリカボウル大会に2年連続スタッフとして携わったことです。この大会は名称通り、「アメリカ」に関する知識や英語力を問う、高校生を対象にしたクイズ大会です。高校生がクイズ大会で優勝するためにアメリカについて強く興味を持ち、調べ、学ぶという新しい「仕組みづくり」の一役を担えたことは私にとって大変有意義な経験でした。大会当日にスタッフ全員の力を合わせ、各々が持ち場持ち場でイベントを成功させたことは、大きな達成感とともに「組織で動く力」の重要性を再認識させてくれました。これからもアメリカボウル大会事業を通じて一人でも多くの高校生にアメリカの良さを感じていただきたいと考えています。
(第1回アメリカボウル大会 決勝戦の様子)
(大会運営スタッフでの集合写真)
(3)インターン活動を通して学んだことや得た力
アメリカの高校卒業後帰国し、粗野であった新米大学生の私はAJSインターン活動を通して多くの大切なことを学びました。あまりに学んだことが多いので簡潔にまとめられないくらいです。
ただ最も重要な学びとなっているのは「人との付き合いは長期的に」ということです。グローバル化・情報化が進み何事にも「利便性や速さ」が求められるようになった今日においても、「人と人とのお付き合い」はじっくりゆっくり関係を醸成していくことが重要だということです。まずは「小さなことから一つ一つ相手の信頼を獲得していく」ことの大切さを今現在も学んでいます。
** About College Life **
(1) 大学での専門や学んでいることは?
早稲田大学政治経済学部及び留学先のニューヨーク市立大学で政治学について幅広く学んできました。専門は国際政治学です。特に日本とアメリカ及び中南米諸国の政治体制や社会情勢の違いに注力し学んでいます。
留学先のアメリカで日本とは大きく異なる選挙制度について学んだことは大変興味深かったです。最近ではトランプ大統領が再選できるのかという争点に最も注目しています。もちろんアメリカへの興味もありますが、個人的にオススメしたい国はメキシコです。メキシコは国民性も政治経済も日本やアメリカとは大きく異な非常に興味深い国です。是非気になった方は、タコスとコロナビールを片手にその政治や時事問題を垣間見てみてください。
(2)大学生活で最も印象に残っていることは?
留学先NYの大学で潜在ニーズを発掘し、既存の小規模サッカークラブを再生したことが最も印象に残っています。留学先のアメリカの大学では日本に比べ「勉学が理由で正規部活に所属したいけれど出来ない」人々が散見されていました。そのためサッカーサークル活動に「非レギュラー制」を導入し活動参加への障壁を下げました。日本では当たり前に行なわれている「自主参加のスポーツサークル活動」が当大学においては実現されていなかったため、その課題解決に取り組みました。
日々の活動の中ではメンバー集めはもちろん大変でしたが、その他に特に高額で狭いマンハッタンの土地周辺でのグランド手配に苦労しました。日本のサークル活動では一般に所属費を収めますが、米国ではこれが浸透しませんでした。そこで直接集金は行わず、ヤンキース観戦ツアーなどのイベント開催によりグランド手配資金を調達しました。「仕組みづくり」の際、海外では日本のあたりまえを押し付けるのではなく相手の文化や習慣に適合させ提案する重要性を学びました。
** Message **
最後に、後輩へのメッセージお願いします!
大学生活は十人十色の過ごし方があるでしょう。「やってみたい」と感じた気持ちを大切に様々な事柄に挑戦するのが良いと思います。その際に2つの観点を重視して欲しいと思います。第1に「時間は有限である」ということです。確かに何にでも挑戦ができる環境が大学生だと思います。しかしその大学生でいられる時間も長いようで短いです。今、この一瞬をなぜその物事に捧げるのか決断をする際には一旦立ち止まって考えてみてください。第2に「Comfort Zoneからの飛び出し」、つまり自分にとって快適な空間から飛び出してみることを決断の選択肢に入れてください。人間誰しも自身が可愛いもので、居心地のいい場所や困難とは無縁の環境を好みがちです。しかし人は「困難に直面する、快適でない状況に居る」時こそ大きな成長を得られると私は考えます。時にはUncomfortableを自ら選択してみると自らの人間力を格段に向上させられると考えています。もし私の考え方や日米協会の活動に魅力を感じてくださったなら、是非一緒に学生インターンとして協会活動を盛り上げていきましょう。お待ちしております!!
◆お問合せ先◆
一般社団法人 日米協会
TEL:03(3588)6344 FAX:03(3588)6355
Email: info@ajstokyo.org
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*AJSインターンの募集は2020年5月10日(日)締切となっております。募集は大学1年生と2年生が対象です。詳しくは以下の記事をご確認ください。