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AJSインターン紹介#06 尾崎由依「AJSは理想の大人との出会いの宝庫」

今回紹介するAJSインターンは、昨年度卒業した元インターンの尾崎由依(おざきゆい)さんです。尾崎さんは4月より新社会人として働いています。AJS在籍中は、誰に対しても丁寧な気遣いと優しさをもって接しており、みんなから慕われる存在でした。社会人としての活躍にも期待しています!


**PROFILE**

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尾崎 由依(Yui Ozaki)
◎出身大学:慶應義塾大学
◎出身学部:法学部政治学科
◎学年:2020年3月卒業
◎出身:東京都・東京学芸大学附属国際中等教育学校
◎AJSインターン歴:3年


** About AJS Intern **


(1) AJSインターンに入ったきっかけは?

大学1年生の春休みに外務省主催の事業を通じてロサンゼルスの日米協会で2ヶ月間インターンをした際、初めて日米協会の存在を知りました。日米のビジネスマン向けのシンポジウム「Japan in 2017 Symposium」の運営や、日本語を勉強する高校生向けのクイズイベント「JAPAN BOWL」の準備・運営に携わる中で、草の根の日米交流の面白さに気付かされました。日米に関心を持つ人同士をつなぐ活動にもっと携わりたいという思いから、帰国後には東京の日米協会(AJS)のインターンとして働き始めました。

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(南カリフォルニア日米協会のJAPAN BOWLでの写真)


(2) AJSインターンの活動で印象に残っていることは?

AJSでは、インターンが主体的に企画するイベントの立案・実行から、公式行事の運営のお仕事まで、様々なことに挑戦する機会をいただいてきました。中でも特に印象に残っているのは、次期駐米大使ご夫妻の歓送昼食会で司会を務めたことです。
当初は受付のお手伝いとして参加する予定でしたが、会長から司会をしてみないかというお話をいただき、せっかくのチャンスならやってみよう!と思いお客様の前に立つことを決意しました。これまで大勢の前で司会として話した経験がなかったので、事務局との事前打ち合わせや会場の下見へ同行し、本番で失敗しないようにと何度も繰り返し家でセリフの練習しました。練習の甲斐もあり、当日は噛むことなく司会を務めることができました。会場では多くの方に顔を覚えていただくことができ、後日他のイベントで「あの時の司会の子だよね」とお声をかけていただくこともありました。インターン一人一人に輝く機会を与えてくださるAJSには、とても感謝しています。

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(2018年03月15日新駐米大使ご夫妻歓送昼食会)
杉山駐米大使夫妻送別会を在日米国商工会議所等と共に開催しました。ハガティ元駐米大使夫妻、河野元統合幕僚長、秋葉元外務次官ほか300名以上が出席しました。

No.3 司会

(司会を務めた尾崎さん)


(3) インターンをしてよかったと思うことは?

AJSを通じて得られた「人との出会い」は、何にも代え難い財産だと感じています。
昨年のアメリカ・ボウルのイベントでは高円宮妃殿下のリエゾンとしてお付きさせていただくなど、協会を通じてでなければ会えない方とお会いする機会に恵まれました。インターンにも話しかけてくださる妃殿下の親しみやすいお人柄のおかげで、とても楽しくお仕事をすることができました。また、宇宙飛行士の金井宣茂さんデザイナーのコシノジュンコさんとお会いした際には、人生をかけて努力と挑戦をし続けることの大切さを学ぶことができました。
さらに、イベントを通じて知り合った参加者の方々との出会いも私にとってかけがえのないものでありました。昨年就職活動をしていた際には、NGRT(Next Generation’s Roundtable in Tokyo) という日米のビジネスマンが英語でディスカッションを行う月例イベントで知り合った方に相談に乗っていただき、志望業界への理解を深めることができました。日米の架け橋として働く日米両国のビジネスマンの方々との出会いは、私にたくさんの新しい世界を教えてくださいました。

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NGRT(Next Generation’s Roundtable in Tokyo) での様子。
NGRTについての詳細はこちらをご覧ください。▶日本語English


** About College Life **

(1) 大学での専門や学んでいることは?

私は慶應義塾大学の法学部政治学科で、政治に関わる事柄について専門を絞らず勉強してきました。高校生の時に政治経済の授業が好きだったので、当時から疑問に思っていた政治現象について理解を深めたり、政治について多角的に学ぶために政治思想や政治理論、文化、メディア、政策など、幅広いテーマの授業を取ってきました。立法、行政、司法に続く「第4の権力」と呼ばれるメディアに高校時代から興味を持っていたので、大学2年次からは大学附属のメディア・コミュニケーション研究所に入所して学んでいました。

(2) 大学生活で最も印象に残っていることは?

最も楽しかったこととして印象に残っているのは、大学で開講している「リーダーシップ基礎」という授業をTAとして作り上げたことです。リーダーシップ基礎は、交渉学やコーチング、パブリック・ナラティブなど、社会に出てから役に立つスキルを実践形式で学べる授業で、学部・学年を超えて多くの友達を作ることができます。月曜日の5,6限(16:30〜19:30)というなかなか疲れたタイミングで開講している授業なのですが(笑)、100名以上の受講生が倍率3倍近い競争率を突破してやっと受講できる大人気の授業なんです。
この授業を大学3年次に受講生として履修してとても面白い授業だったので、翌4年次にTAとして授業の運営に携わりました。TAとしては、授業の方針や計画を決めたり講師との日程調整をした他、TA同士でスキルアップ講座を開いたりもしました。時には意見がぶつかってケンカになりましたし、毎週夜遅くまで議論する時期もありました。でも、担当教員が全ての仕事を学生に任せてくれたおかげで、「授業の成功は自分たちTAにかかっている」という思いを持って最終的には一つの方向に向かって一致団結することができました。
学生の立場でイベントなどを作る経験は他でもできますが、「授業」を作ることは他ではできないので、とても良い経験になりました。振り返ってみると、リーダーシップ基礎のTAとして忙しく過ごしていた時期は、自分の大学生活の中でも笑顔あふれる楽しい時期だったな、と思います。


** Message **

最後に、後輩へのメッセージお願いします!
ぜひ大学生のうちに、大人と関わる経験をたくさんしてください。私はAJSでのインターンを通じて、様々な分野で活躍されている大人の方と関わることができました。私は藤崎会長をはじめ、事務局の方々、イベントにいらっしゃる会員様など、AJSでの3年間のインターンを通じて出会った方に多くの影響を受けてきました。インターンを卒業する今、大学入学時よりもずっと多くの選択肢と広い視野を持って社会人になることができると感じています。
自分の考えていることや思いをぜひ大人に話してみてください。相手の人生から多くのことを学んでください。時には一緒に議論し、仕事やプロジェクトを一緒に作り上げ、たくさん失敗してください。大学生の私たちが本気でぶつかれば、大人も本気で答えてくれます。AJSでは、そんな経験がたくさんできます。自分の大学生活を有意義で色鮮やかなものにしたい皆さんと、AJSでお会いできることを楽しみにしています。

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