第3回「シンガポールの街を散策してみよう!」の巻
連載『シンガポール紀行』は、シンガポールを初めて訪れたオケ連職員が旅の感想を綴り、シンガポールやシンガポール交響楽団の魅力を発信していくコーナーです。
今回は、シンガポールの街を皆さんと一緒に散策してみたいと思います。フォトジェニックなスポットもありますのでお楽しみに。
それでは、参りましょう!
MRTに乗ってみよう!
街を移動する時は何といってもMRT(マス・ラピッド・トランジット)が便利。地下鉄をイメージしていただくと分かりやすいです。6つの路線(加えて2つのLRT路線)がシンガポール全体を網羅しています。ショッピング街として有名なオーチャード・ロード(Orchard)、お洒落なバーやレストランが並ぶクラーク・キー(Clarke Quay)、チャイナタウン(Chinatown)やエスプラネード(Esplanade)など、主要な観光エリアへは全てMRTで行くことができます。
MRTに乗る時は「EZ-Linkカード」と呼ばれるICカードを購入してチャージ利用するか、タッチレス決済ができるクレジットカードで改札をタッチすることもできます。
せっかくですので購入してみたEZ-Linkカードがこちら!
可愛くデフォルメされた「スター・ウォーズ」の登場人物たちがデザインされていました。ちょっとしたお土産になりました。
電車の中や駅構内でよく見かけるのがこちらのサイン。
喫煙禁止(罰金1,000ドル)、飲食禁止(罰金500ドル)、危険物持ち込み禁止(罰金5,000ドル)・・・そして 'No durians'(ドリアン持ち込み禁止)の表記も!皆さんもルールを守って乗車しましょう👍
ショッピング街「オーチャード・ロード」を散策
それではOrchard駅(MRT北南線、MRTトムソンイーストコースト線)で降りて、シンガポール随一のショッピング街であるオーチャード・ロードを散策してみましょう。
地上に上がると、ひときわ目を惹く建物と早速ご対面。オーチャード中心部の巨大なショッピングモール、ION(アイオン)オーチャードです。
波打つように配置されたガラスの壁が太陽の光を浴びて、煌びやかに佇んでいます。ショップは高級~カジュアルブランドまで揃っていて、日本のダイソーも入っているそうですよ!56階には展望台があり、シンガポールの街並みを一望できます。
IONオーチャードのお向かいには、1932年創業の老舗百貨店タングス(TANGS)があります。中華風デザインの建物で、鮮やかな緑色の屋根が印象的です。
オーチャード・ロード沿いには、斬新なデザインが施された建築物があります。
下の写真の左側に見えるのは、ラグジュアリーホテルのパン パシフィック オーチャードなのですが、4つの巨大なオープンスペースが建物の上から下へ右・左・右・左と交互になって配置されています。天井がとても高くて、解放的ですね!
こちらの写真のビルも、途中に巨大なスペースが2か所縦に並んでいます。これまた斬新です!
スタイリッシュな建物が並ぶオーチャードを散策していたら、そろそろ日が傾いてきました。晩御飯をどこかで食べましょう!
・・・ということで、次はクラーク・キーへ行ってみましょう♪
リバーサイドの繁華街「クラーク・キー」を散策
シンガポールの南東部を流れるシンガポール川。その川沿いにあるClarke Quay駅(MRT北東線)を降りると、お洒落なレストランやバーが並ぶ繁華街クラーク・キーが見えてきました。夜になるとお店がライトアップされ、川沿いのテラスは、グラスを片手に友人や家族と楽しいひと時を過ごす多くの人々で賑わいます。
観覧船の乗り場や「ジーマックス リバース バンジー」と呼ばれるアトラクションもあり、若者や観光客にも人気のナイトスポットです。
世界の食文化がギュッとここ一か所に集まっていて、シンガポール料理、中華料理、韓国料理、日本食、イタリア料理、メキシコ料理、ギリシャ料理などのレストランからアイリッシュパブまで、バラエティ豊か!
どこのお店にしようか迷いますね・・・。
ナイトライフの中心地としての印象があるクラーク・キーですが、朝のウォーキングも実はおすすめ!パステルカラーで彩られたお店がずらりと並んでいるのが目に飛び込んできます。
「こんなにポップな見た目のお店が並んでいたの?!?!」
と驚いてしまうほど、夜の景色とはまた違った姿を見ることができます。
(おまけ)虹色のグラデーションが素敵!「文化コミュニティ青年省」
最後にもう1か所をご紹介。クラーク・キーからほんの少し東側へ歩いたところに、シンガポール政府の「文化コミュニティ青年省」が建っています。
この建物の特徴は「窓扉」。実はとてもカラフルなのです!
そして全体像がこちら!↓↓↓
赤色、オレンジ色、黄色、緑色、水色、青色、紫色に塗られた窓扉が順番に配置されていて、虹色のグラデーションになっています🌈
皆さんもクラーク・キーに訪れる機会がありましたら、ぜひ足を運んでみてくださいね!
「シンガポールの街を散策してみよう!」の巻、お楽しみいただけましたでしょうか?次回はいよいよ最終回「シンガポールで見つけた日本のもの!」の巻をお届けいたします。
どうぞお楽しみに!
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