はじめに 筋肉は、体重の約35~50%を占め、そのうち75%は水分でできています。体内には約600個もの筋肉があり、これらは単に体を動かすだけでなく、生命を維持するために大きな役割を果たしています。その中でも骨格筋は約400個を占め、日常の動作から体のシルエットまで、私たちを支えています。 筋肉の分類筋肉は、その形状や働き方、神経支配に基づいて3つの種類に分類されます。それぞれがユニークな特徴を持ち、異なる役割を果たしています。 1. 骨格筋 (Skeletal Mus
関節の驚くべき構造とその役割関節は、私たちの体を動かすために不可欠な存在です。全身には約350個の関節があり、それぞれが骨同士を繋ぎ、さまざまな動きを可能にしています。関節には関節頭(articular head)と関節窩(glenoid)があり、これらは関節面と呼ばれる部分で覆われています。これらの構造がどのように機能するのかを理解することは、動作の改善や骨格調整の鍵となります。 関節の分類 – シンプルから複雑まで関節は、その構成要素や可動性に基づいて分類されます。ま
骨の成分とその役割私たちの体を支える「骨」。この硬い物質は、実は驚くほど複雑な構造を持っています。骨は、水分が20〜24%を占め、残りは有機成分と無機成分で構成されています。有機成分と無機成分の割合は約30:70です。 有機成分は、骨基質と呼ばれる部分で、骨細胞や脂肪細胞、神経、血管などが含まれています。この骨基質の90〜96%はコラーゲンでできており、残りはたんぱく質やエラスチンが含まれています。これらが骨に強度と適度な弾力性、引っ張りに対する耐性を与えています。
ダ・ヴィンチの人体解剖と骨格系の重要性この文書は、ダ・ヴィンチの人体解剖の歴史から始まり、骨格系の重要性、その構成要素、そして骨の多様な機能について詳しく説明しています。骨格系が人体の支持、臓器の保護、運動、ミネラルの貯蔵、造血作用、内分泌作用など、多岐にわたる役割を果たしていることを解説しています。 ダ・ヴィンチの人体解剖の歴史1489年4月 ダ・ヴィンチが最も早い時期におこなった人体解剖のひとつが頭蓋骨でした。脳と身体の関係を知り、絵画制作のために役立てたかったと記
こんにちは!SHOです。 先日、自己紹介をしたばかりですが、記念すべき一投稿目は何について語ろうかなと非常に悩んだ末、トレーナーであることなんか関係ない投稿を。笑 「赤い車の法則」についてお話をさせてください。 赤い車といえば、何を思い浮かべますか? フェラーリ?ポルシェ? そんなことはどうでもいいんです!笑 少し脱線しましたが、本題に入ります。 皆さんは、昨日赤い車を何台見ましたか? 覚えていない方がほとんどだと思います。 それでは、私が「明日赤い車を見た分だけ、
こんにちは、SHOです。 私は宮城県出身で、現在も宮城県でパーソナルトレーナーとして活動を広げております。 このnoteでは、「トレーナーの方の手助けをできるように、またトレーナー以外の方でも活用できるような、耳寄りな情報やトレーニング、コンディショニング、栄養など」の記事を中心に投稿していきます。(その他伝えたい事はどんどん更新します。笑) 例えば! 「腰痛や肩こりはどのように改善すればいいの?をセルフストレッチやコンディショニングの方法」や「トレーナーに必要な基礎知