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やっぱりみどりが好き。だけど皆すき。

あなたは何色が好きですか?

近頃の私は、緑色にとても惹かれる。
よく考えたら緑色は子供の頃から一番というくらい好きな色だけれど、暫くは強く惹かれるという感覚はあまりなかった。

その辺で生きてる植物の緑で満足していたからだろうか。
緑色は自分にとって当たり前と化していたからだろうか。
あるいは、違う自分を求めていたからだろうか。

実際緑色から意識が離れている間は「青系(特に濃い青)」や「オレンジ系」に強烈に惹かれ、たまにピンク系や黄色系にも惹かれていた。
勿論日々の気分によって様々だけれど、全体的にみてそんな感じだった気がする。

でも、例えば日常で着る服の緑色率はなんだかんだ割と高かった。
無意識にバランスをとろうとしていたのだろうか。

やっぱり緑色は私に馴染んでいると思う。
何も考えず安心して選べるのは緑色だなと思う。

それでもって、ここ最近は意識的に強く緑色を求めている。
原点回帰しているような気分。

今日は、まだまだ替えまいとしていたスマホケースを強く惹かれた薄緑色のものに替えた。元々使っていたものがどちらかというと自分らしくなかったのかもしれないと思う。黒とゴールドのふちにクリアな背面。そこにお気に入りのステッカーを入れていた。それはそれでオシャレであったけれど、どこか少し疲れていたのかもしれない。
だから今回は薄緑一色のマットなものにしてみた。

やっぱり緑色が手元にあると、すっごく安心する。

なんだかんだ一番ぶれない安心感があるのは、やっぱり緑色だと思う。
寒色寄りではあるけれど、ニュートラル感が強いというか。
白とはまた違って、染まっているからこそ安定してるようにも見える。
「健康」のイメージが緑色なのも心から納得する。

ひょっとしたら自分の心身が比較的安定してるから、緑色が附に落ちているのかな。
それとも、逆に疲れていて癒しを求めているのか。

いずれにしても、緑色という色がこの世に存在していてくれていて良かった。

とはいえ、身の回りが緑色だけだったら、それはなんだか違う。

寒色があるから暖色を求めるし、暖色があるから寒色を求める。

特に、ピンク色と水色なんかは、もはやセットとしか思えない時がある。
片方があるから、もう片方がものすごく魅力的に見えて、やっぱりこっち、いややっぱりこっちって永遠に行き来してしまうような2色だなと思う。

寒色同士、暖色同士でも、複数の色が仲良くしているのを見るとやっぱり心強い。黒や白が挟まっていても、またいい。

そういう風に色と色が違いにお互いの魅力を強調するのを眺めるのが好き。

例えば、空の青と植物の緑。
空の青と雲の白。
幹の茶色と葉の緑。
オレンジ色の夕陽と薄い水色の空。

自然にも沢山あるし、日常にあふれるモノたちや、アートにも、どこにだって色の交流がある。生きている限り、一色の世界はない。

やみくもにカラフルなのは疲れてしまうけれど、バランス良く様々な色がちりばめられている、そういう空間が好き。そういう状態が好き。

空が移り変わっていくように、その時々で惹かれる色も変わっていく。

私自身は色に例えたら何色なんだろう。
正直自分では分からない。
色んな人に聞いてみたい。
聞けるチャンスがあったら聞いてみよう。

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