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感動を与えたい!笑顔になってほしい! チアリーダー・かなぶんの原点は「アイドル×感動」なんです

2024年に活動15周年を迎えるAJO☆朝チア部。15周年の特別企画として、チア部で活動するメンバーひとりひとりのことを知ってもらうべく、個別インタビューを敢行。個性豊かなメンバーの人柄や価値観を語ってもらいました。

今回は2019年にチア部に加入した、かなぶんの記事をお届け。白石夏菜としてチアリーダーアイドル活動もしているかなぶんが、チアリーディングを通して伝えたいこととは(インタビュアー 木村公洋)


ソロでもグループでも、チアリーダーをやりたい!

ーーチア部に入ったきっかけを教えてください。

かなぶん:私はチア部に入る前から、チアリーダーアイドルとして活動をしていました。ファンの方に「チアをやっているのなら、全日本女子チア部という団体があるから知っておいたほうがいいよ」と教えてもらったのが、最初にチア部を知ったきっかけでした。

どんなことをしているんだろうと思って調べてみたら、朝早い時間に駅前でパフォーマンスをしているのを知って興味を持ったんです。ずっと一人で活動していたけど、やっぱりチアリーディングはグループでパフォーマンスするのが醍醐味だなと。私は早速、チア部のツイッター(X)のDMに「朝チアを見に行きたいです!」と連絡して見学に行きました。

ーー実際に朝チアを見て、どう思いましたか?

かなぶん:単純にすごいと思いました。メンバーひとりひとりが全力で出勤途中の人たちを応援するパフォーマンスに、私は圧倒されてしまいました(笑)。

この頃、チア部が新メンバーを募集していたタイミングで、ソロ活動と並行してチア部で活動したいと思って応募しました。アイドル活動を始めたきっかけは、来てくれた人を元気にしたい、笑顔にしたいという思いから。チア部の活動も私が思っていることとリンクするなと感じたんです。

ーーチアリーディングはいつから始めたんですか?

かなぶん:高校時代からです。元々運動が好きで中学はバスケ部、高校も運動部で部活を探していたんです。チアリーディング部を見学したときにメンバーのパフォーマンスがピシッと決まったのを見て感動してしまったんです。この感動を私も与えてみたいと思い、チアリーディング部に入りました。

感動を与えたいと思ったのは、私が憧れたアイドルグループ「モーニング娘。」や、アーティスト活動をする声優さんたちから感動と笑顔をもらったという原点があるからです。

死んでも全く後悔はない!それほど幸せです

ーーチア部に入ってから変化はありましたか?

かなぶん:アイドルとしてステージに立つライブの反響が変わりましたね。チア部に入る前のパフォーマンスも悪くはなかったんですけど、「お客さんは満足してくれているだろうか」と感じることもあったんです。

ところがチア部に入った後のライブはお客さんの反応が、以前と違うんです。会場に一体感というか感動に包まれたステージになって、お客さんが満面の笑みで帰っていくんです。朝チアを始めてから目の前にいる人を元気にする本気の応援ができるようになったのかなと思っています。

朝チアでもライブでも、パフォーマンスをして、見た人が感動して喜んでくれる。もう本当に、今この瞬間に死んでしまったとしても後悔は全くありません(笑)。それくらい幸せなんです。

ーーチア部に入って苦労したことはありましたか?

かなぶん:今でこそ朝チアの大切さが理解できるんですけど、チア部に入った当初は朝チアの活動についていくのに必死だったんです。自分の中で朝チアをやる意味が見いだせなくて、やる気もなかなか出ませんでした。そんな状態で朝チアに遅刻したときに、クミッチェルに叱られたこともありました。

1年くらい経って朝チアの本質がようやく理解できるようになって、そこから物事がうまく回り始めました。見返りを求めずに勝手に応援する。この姿勢をアイドル活動でも活かすようになりました。

チア部に入って6年目。人間性もステップアップできたと思います。

ーーチア部のメンバーの存在はどう見ていますか?

かなぶん:メンバーが仲間になってくれたのは大きいですね。アイドル活動はソロでやっているので、孤独感もありました。でも、今はライブにチア部のメンバーが来てくれるし、主催イベントのサポートもしてくれます。

メンバーそれぞれがチア部とは別に個人的な活動で頑張っているので、私もそれが刺激になって頑張れるし、お互いに刺激をもらい合ってる環境にいます。

AJOを大きくして応援や感動の輪を広げていきたい

ーー今後の展望を教えてください。

かなぶん:AJOという組織をもっと大きくしていきたいです。組織を大きくすることで応援や感動の輪をもっと広げていきたいんです。

私がチア部に入った頃はまだ応援協会もなく、チア部というパフォーマンスチームだけでした。

リーダーシップを発揮するクミッチェルの後のメンバーたちがついていく感じの運営でしたけど、応援協会ができてからはクミッチェル以外のメンバーも外部の人とのやり取りが増えてきました。実際、クミッチェル以外のメンバーに出張チアの依頼が入るようにもなりました。

今は私も運営の中心メンバーに入っています。チア部メンバーがみんな楽しく活動できるようにして、メンバーが活き活きしながら、たくさんの応援を届けられるチームにしていきたいですね。