大雪で立往生!車の中、1人で夜を過ごすのに最低限のをそなえを考えてみる
我が家には車がなかったので、「車にのる」特別な機会と言えば、北海道に住む祖父母の家に帰省したときでした。
肘掛けの下にある収納には色んな種類あめ玉、遠出するときは飲み物とおにぎりなどの軽食。今、振り返れば多少のことに対応できるよう祖父母が備えていてくれたんだと思います。
そして十分に年月を経て、ゴールドペーパードライバーに成長したあじさいです。 全く自慢になりませんね。
先週は日本海側、北日本で大雪が降り、仙台・京都・鳥取の知りあいは雪景色の風景をSNSにアップしていました。いやー、雪の下加茂神社はキレイ!そして、見ているだけで寒い!
さて、報道の通り新潟県の関越自動車道では、約2,100台に上る車が立往生していて、解消されるまでおよそ2日かかりました。
自衛隊の方たちが出動され、寒い中、毛布や食料、水などの物資を届けていらっしゃいました。有事に最前線で頑張っていらっしゃる方々に頭が下がる思いです。
こんな時だからこそ、今改めて車のそなえについて考えてみませんか。
車ってどこへでも行けますし、人によっては車で過ごす時間が長い方もいらっしゃるかと思います。
地震だけでなく、大雨や大雪のときに車の中に避難するかもしれないし、あるいはここ数日の出来事のように車の中で立ち往生してしまうかもしれない。家族や夫婦でけんかしたときの一時避難所にも(同僚の実話)。
なので、万が一、長時間車の中にとどまらざるをえないとき、最低限車に積んでおきたいものについて考えてみたいと思います。
最低限、備えておきたいものは何だろう
そもそも、車にモノを置くスペースってかなり限られているかと思います。なので、今回は最低限の備えという観点でお話しします。色々上げるときりがないので最低限にしてみます。カスタマイズは、お好みで!
今回の想定
大雪で立ち往生!
車の中で1人で1晩過ごすのに必要なもの
まず、備えの前に知っておきたいこと。
立ち往生した時に気を付けるべきは「一酸化中毒」。
「雪でマフラーの排気口がふさがれると、排ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒になる恐れがある。エンジンはなるべく切った状態が望ましく、難しい場合でもマフラーの周辺は雪で覆われないように定期的に除雪する必要がある。」
出典:朝日新聞デジタル
一酸化炭素って、無臭・無刺激。気が付かずに一酸化炭素中毒になる危険性があり、最悪の場合は命に関わります。マフラー周辺の雪除けが大切です。
そして、、、そうです。エンジンは切ったまま。つまり暖房がつかえないということ。
そうなると、最低限、備える3つはこれ。
1.食料と水
1晩過ごすのに、最低限の食料と水は備えておく必要があります。
水なら飲みやすいように500mlのペットボトルを2~3本、そして、長期間保存出来る食べ物(カロリーが摂取できるもの)を備えておくことをおすすめします。あとは、糖分補給・疲労回復にあめ玉もおすすめです。長期間保存できますし、運転のおともにも。
2.防寒できるもの
寒い!暖房使えない!こういう時は、非常用のアルミブランケットや毛布が役に立ちます。あとは、ホッカイロですね。
非常用のアルミブランケットは100円ショップでも購入できます。
3.トイレ
そして、人間には絶対に必要なもの。それは、トイレ。
1晩車の中にいる必要がある場合、トイレの確保は絶対です。
コンビニや公共トイレに近いところで運よく立ち往生できない限り、必須ですよね。一晩なので1人3~4回程度想定すればよいでしょうか。
やはり、非常用トイレの蓄えは必要だと思います。
これも、実は100円ショップで購入できます!ぜひ、用意しておきたいものですね。
生きるための最低限は、上記3つ。
まあ、「最低限」とは書いてみたものの。
もちろん、懐中電灯やスマホの予備バッテリー、携帯ラジオがあるに越したことはないですよね。災害時の情報収集は必要不可欠、そして、スマホのバッテリーも心もとないのでバッテリーやライトもあるといいですね。
車の中でトイレって言うけどね!?
さて、最低限の持ち物の3つのうち、非常用トイレ。
理屈ではわかる。そう、人間は食べて出す生き物。
んっ、非常用トイレを車の中で使う……。
これを実際にやってみたことがある人ってどのくらいいるんだろう。
よく、備えるは大切って言いますが、使うことって滅多にない気がします。
素朴な疑問
・外から見えるのでは!!?絶対に困る!
・車の中で用を足す……、えっ、飛び散らない!?上手にできる?
・そのあとは……、臭いは大丈夫なの?
万が一、車内でトイレを使うときにあったらいいものって何なのか。
次回はこれについて考えてみます。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました!
あじさい