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ドイツのお話7:待てども来ないドイツのNHK的なあれ

「ドイツのお話」シリーズでは、こんなこともあるのね〜という、他ではあまり掲載されていないニッチな記事をお届けします。

注意;ここでのお話は実際にこういうことに遭遇したよ!というお話であって、必ずしもこういう風になる、これがルールというわけではありません。各自、確かなソースから正確な情報収集をお願いしますね!

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基本的には逃れられないドイツのNHK的なもの

「住民登録したらテレビの受信料引き落としのお知らせが1週間くらいで届くから、書類届いたら教えて。あと、銀行口座を登録して支払い手続きしてね。」

ということを聞いていたドイツ2日目(7月2日)。住民登録のすぐあと。

ドイツにはARD ZDF (ARD ZDF Deutschlandradio Beitragsservice)という、日本でいうところのNHK的なものがあり、住民登録をすると自動的に手紙が送られてきます。

タイトルの写真がまさにこのドイツのNHK的なものから届いたお手紙です。

色々調べてみると、テレビのあるなしに関わらず支払いが必要であり、かつ、支払いを怠るとペナルティもあるとか。

毎月約18ユーロ、そこそこお値段します。
ドイツ語がほぼ分からない人間がドイツ語のテレビにお金を支払うという面白い状況。
 郷に入れば郷に従えということで、もちろん支払うのですが。

(名前が長くて覚えられなかったので、「ドイツ NHK テレビ」みたいなキーワードで検索してました。。)


手紙を待つ日々

手紙を待つこと2週間、、、


手紙は届いていない。


さらにもう1週間しても届かない。
とりあえずエージェントに、手紙が届いていないがどうしたらいいか?と聞いてみる。

「届いてないの??Vacationだからじゃない?もしかしたらオーナーが支払っているんじゃない?いずれにせよ、払わなくてすむならラッキーじゃない??」


おい待て。テレビ受信料が家賃に含まれることは絶対にないと1ヶ月くらい前に貴方のお口から聞いたんだけど……!!

(今さらだが、エージェントの担当かなりざっくりで適当だ。)


到着後、1ヶ月しても届かない

お便りを待っていたのですが、相変わらず届かないもはや本当に届くのかすら怪しい。

いずれ来るだろうと思って、途中途中でエージェントに情報共有しながらもただ待っていました。


2ヶ月経過。9月に突入しまして

まだ音沙汰なし。もはや届かないのか?
あれっ?本当にオーナー支払っているの??


9月中旬、ついに届きました。
すでにドイツに着いてから2ヶ月半経過しています。

こちらのせいではないものの、登録遅いからペナルティとか払わされるのではないか?とちょっとヒヤヒヤしていました。

グーグルレンズと翻訳を頼りに、手紙が来たその日のうちにオンラインで登録完了。
後日、しっかりと到着月からの分が引き落とされていました。


7月とか11月にドイツに来た場合、バケーション期間を挟んでしまうので書類が届くのが遅くなるようです。

もし書類が今届いていなくてヒヤヒヤしている方がいたら、住民登録した時期を確認してみるといいかもしれません。

にしても、遅すぎる……。


ドイツのテレビライフ

せっかくお金を払っているのであればしっかりテレビを見よう!と、ドイツ語が分からないなりにニュース番組やドラマを見ています。

うちのテレビは見られるチャンネルが非常に少ないのですが(多分、wowwow 的にチャンネル増やしたいならお金払ってなのかな。調べていないので詳細不明)、Tagesschau 24でニュースと天気予報を、kabel eins、sixx でアメリカのドラマ(ドイツ語吹替版)やBritish Bakeoff のドイツ語版的な番組を見ています。

Elementary, Criminal minds, NCIS, Mentalist, Hawaii five O  あたりは日本で見ていたので、ドイツ語で見るというのがいい勉強になっています。

Tagesschau 24には、移民でドイツ語があまりよく分からない人向けに"Tagesschau einfacher "という、簡単な表現でゆっくり話してくれるニュースがありましてドイツ語初心者には非常に有り難いです。

通常の放送と同じ局で、夜7時から10分くらいの短いニュースを流してくれます。早く家に帰れるときはニュースを見てニュースを追いかけて発音するシャドーイングを試しています。

Duolingoや他のアプリで学んだ単語や表現ってこうやって使うんだ!って発見できるので新鮮です。

ちなみにウェブサイトから見逃し配信しているようです!参考まで。




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