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自然災害と家とお金:1.被災してしまったら、あなたは立ち直れる?

TOPの写真は2013年の夏に訪れた熊本城の天守閣から撮影したものです。
馬刺し、からし蓮根、米焼酎、とっても美味しかったです。
熊本地震から4年、今はどこまで復興しているでしょうか?

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よく、地震や洪水などの災害が発生した後のニュースで、こういうインタビューを目にすることがあります。

ただただ悲しい。
長いこと住んでいた家が
こんなになってしまった。
こんなこと生まれて初めてだ。

これからどうしたらいいのか、
途方にくれている。

生き残るのは最低限必要なことです。
そして、その先について考えたことってあるでしょうか?

今、生きている。そして、これからの生活がある。

よくインタビューで耳にする「これからどうしたらいいのか途方に暮れている」は、これから先の生活について考えたときに発せられた言葉だろうと思います。きっと、色んなことが、初めて頭をよぎっていっぱいになるのだろうと思います。

多分、私も含めて被災地にいない外の人が目にするのは、発災直後の光景、避難場所・被災地でのインタビュー、災害から〇年後の復興した街並みというのが圧倒的に多いと思います。
7月に発生した熊本など全国で発生した豪雨ですら、現地の様子をニュースで見る機会がめっきり減りました。


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こんばんは、あじさいです。
お盆ですね。奈良に住んでいたころ、この時期といえば奈良公園で開催される燈花会(とうかえ)が定番でした。薄暗くって、蒸し暑い中で見た無数のろうそくの炎はイルミネーションと違って趣のある、幻想的な風景でした。

今年は、#おうちで燈花会だそうです!youtubeで様子が見られます。

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さて、昨日から自然災害と家とお金の話についてお伝えしています。

持ち家であれ、賃貸であれ、家にはそれ相応のお金を費やしてますよね。
今日は、地震を例にお伝えしてみようと思います。

35年ローン、3,500万円借り入れて念願のマイホームを購入したとします。年間の返済金額を100万円とします。

その5年後に大地震が発生し、家が全壊しました。立替えが必要です。
その後の影響はいったいどんなものでしょうか?
いくらくらい、家を再建するためにお金がもらえるでしょうか?

※自宅の再建費用を2,000万円として、地震保険については考えないものとします。

。。。

地震による影響をまとめてみると、下の絵のようになります。

自宅再建することになった場合、二重ローンになります。
この例では総額5,000万円のローンとなります。

そして、自宅が全壊して新たに建てる場合にもらえるお金は、現在のところ最大300万円です。5,000万円のローン抱えて、もらえるお金はわずか300万円!?

これ、嘘のようで本当の話です。
(ここでは、地震保険などは考えてませんよ。)

今はシンプルにお伝えしましたが、このほかにも、しばらく住むための家ですとか、家具の買い直しですとか、生活用品の買い直しですとか、いろいろ細々とお金がかかります。

借入れ3,500万円の時点でもなかなかなのに、追加の2,000万円!?
想像しただけでお先真っ暗になってしまいます。

えっ、「最近の家は地震に強いから大丈夫だよ!」と思うかもしれません。例えば、これが豪雨による浸水被害だったら?とかいろいろ考えると、自然災害で自宅が被災する可能性って結構あるものだと思います。

「保険入っているから大丈夫だよ!考えなくってOK!」

その保険、本当に補償されると言いきれますか?

そのうち、お伝えしますが補償内容によってはカバーされないこともあるんですよね。保険料節約で補償を絞っているケースもよくある話です。

では、どうすればいいのか?何を備えればいいのか?確認すればいいのか?について、これからお伝えしていこうと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました!

あじさい

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