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災害時要支援者になりまして@ドイツ

Guten Tag!

実は、この7月からドイツの北部にあるハノーファーという街で働いています。
期間は1年。夫を日本に残して単身ドイツで暮らしております。駐在妻ではなく駐在している本人でございます。

ここ数ヶ月ドイツ関連の記事に好き❤️をたくさん送っておりまして、全てこの海外赴任の準備のためでした。すごい、ネット情報。特にNoteの情報は詳細に書いてあるものが非常に多くとてもためになります。

社内での契約関連の準備、VISA準備の遅れで海外赴任の開始が四半期遅れました。前回の出張記事、本当はすでにこっちに住んでいる予定でした。

前回の記事はこちらから。

https://note.com/ajisai_bosai/n/n551a20fc9ee1


ところで、ドイツ語話せるの?


単語並べる程度の片言です。DankeとGuten Tagぐらいしか知りませんでした。
転職前からぼちぼちDuolingoを始めまして、本日無事に365日を達成しました。

大学では第二外国語が必修ではなく、世の理系の大学生(30代〜)が知っている
「Der Des Dem Den」「Die Der Der Die」という大合唱すら知りませんでした。なんて無謀。

そもそもこの駐在話が100%実現するかわからない、あまり時間とお金をかけたくない、会社は英語でOKなはずなので最低限の努力と会話でなんとか乗り切ろう計画でした。こちらに来て2週間弱、すでに破綻しております。。(うちの会社、公用語英語なんだけどなぁ。会社のWelcome Onboardingの情報と就業規則が全てドイツ語ってどういうことだ?)

翻訳ソフトとGoogleレンズ、Googleマップに助けられて日々サバイブしています。
dmなどのドラッグストアでこれなんだ?を調べたいときにGoogleレンズは非常に便利です。訳は今ひとつなことも多いですが、少なくとも「これは何だ?」というのはわかります。

返品や交換をしたいときは、あらかじめ翻訳ソフトでドイツ語に翻訳し、そのスクリーンショットを見せればあら不思議、伝わります。留学目的ではないので、どうにか文明の利器を使いながら伝えようとして日々過ごしております。

ドイツ語の教室に通おうとも考えておりますが、短い貴重な夏の間は太陽を楽しみ、9月以降からぼちぼちお勉強しようと目論んでいます。VHSという市民向けのドイツ語講座がとてもリーズナブルらしいです。


災害時要支援者ってなんだ?

で、ここからが災害時要支援者の話。
一言で言うと、災害時に支援が必要な人のことを言います。

具体的には、乳幼児、老人、障がい者、妊婦、そして外国人(訪日外国人、在日外国人)などを指します。

参考リンク 災害時の避難に関する専門調査会津波防災に関するワーキンググループ 
第4回これまでの災害時要援護者の避難対策


ドイツで暮らすあじさい、日本の基準で言うところの災害時要支援者に相当します。
といことで今回のタイトルにしました。
先週は、初めてのゴミ捨て、初めてのお洗濯でドキドキしていたぐらいですので何か非常事態になったら当然周りの人よりも困ったことになります。


火災が近くで発生したら、とりあえず逃げる。

自然災害ならここは洪水か内水氾濫(雨水の排水が追いつかずに水が溢れる現象)。
川が近くにあり街はほぼ平地ですが、アパートはそれなりに階数があるので大丈夫。

自然災害以外なら(なくはない)、ネットや窓の外の様子を確認しながら大人しくなるまで自宅待機。

ユーロカップで近所のパブが大盛り上がり→窓を閉めてRuhe Zeit(ドイツでは静かにしなければいけない時間というのが決まっています)まで大人しく待つ。

今思いつくのは上記でしょうか。


こちらに来てからいろんな方に助けてもらいながらなんとか過ごせているので、困った状況になったとき、サポートが必要な人に可能な限り手を伸ばせればと思うのでした。

地震や災害時、近くに日本語がわからない方がいたらぜひこちらを。


これから、ちょこちょこドイツの自然災害や天気のお話や、ドイツに関するニッチな記事が書ければ…と思っております(願望)。

大変ありがたいことに、SIMの買い方、電子レンジ事情、エアコン事情、洗濯事情、Ruhezeit、持ってきた方がいいものなど助かる情報が多かったんです。なので、あまり掲載されていないけど必要な情報が必要な方に届けられればと思います。

サポートのお気持ちは、ぜひ被災地への募金やサポート、もしくはみなさんの「備え」にお使いください!noteを読んで「スキ」をいただけるのがいちばんのサポートです☆