恋煮込み愛つゆだく大盛り【漫画】【レビュー】
今日の内容はデリケートで多量の下ネタを含みます。
あまり見たくない方は、見ない方が良いかと思われます。
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私が、『にくまん子さん』の作品を知ったのはつい先日のこと。
ツイッターで流れていたこれを見たのです。
最近流行りの「ツイッターに1話分とか、まるっと乗せちゃうの」ってホントすごいですよね。
アマチュアはもとより、プロの人もどんどん参戦しているし、他のサイトに飛ばなくても良いという安心感。『お試し1話無料』というのが、世の中に死ぬほど出回っているのは知っていても、それを読みに行くか?と言われると、「めんどくささ」が先に立っちゃうんですよね。
それが、ツイッターの中だけで完結する。意外とリプに飛ぶのは気にならないし、10とか続いても最後まで読めてしまう。そりゃあプロも参戦してくるってもんですよね。
個人的に驚いたのは、『チェンソーマン』の1話公開でしょうか。
『チェンソーマン』、連載元はジャンプですけど、名前を聞いてもピンとこない人の方が多いでしょう。作者、藤本タツキさんの前作が『ファイアパンチ』だ、と言えば、「ああ、あの作品」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(ちなみに、これを公開している『ながやま こはる』さんという方は、自称「藤本タツキさんの妹」ですが、どうもご本人らしいという話らしいです)
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さあ、颯爽と話がそれております(笑
ツイッターで出会った「にくまん子」さんの、この漫画に私は大いに驚かされるわけです。そして、すぐこれが含まれている『恋煮込み愛つゆだく大盛り』を買ったのでした。こういう時、電子書籍だと秒で買うことができるので、ノーストレスで非常に便利。
デフォルメされたキャラクターでありながら、男女の機微をあっさりと、時にグロテスクに描くその生々しさ。一話のタイトルからして「さよならちんちん」と、夫のなんとかが入らなんとかもビックリのストレートなタイトルだし、中身は夜道に落ちていた「ちんちん」を拾って育てる話。
完全にどうかしている(誉め言葉
だが、そのどうかしている加減は私たちの日常を切り取ってみれば、確かに存在しているもので、そんな嫌な部分をまざまざと見せつけられる。にもかかわらず、デフォルメされたイラストのキャラクターたちが「これはフィクションですよ?」と訴えかける。そうでもなければ、こんな生々しい漫画は最後まで読むことはできないだろう。
素晴らしい。大好き。
私の知っている範囲では、TAGROさんに一番近いと思うんですけど、それ言って世間的プラスになるものなのかどうなのか(笑 いや私は好きなんだよTAGROさん。
下ネタいける人は一度どうぞ。まあ、でも下ネタといってもちょっと「ちんちん」出てくるくらいですから(すっとぼけ
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