自分の「正しさ」だけが正解なのか
なにかを「正しい」と考え
なにかを「間違っている」と考えるのは
自分がそう思うから「正しい」とか
「間違っている」になるわけであって
それ自体には正邪はない。
世の中には
人の数だけ「正しい」や
「間違っている」が存在していて
誰もが自分の正邪こそが唯一の真理であると
信じ生きている。
だから
自分の「正しい」を「間違っている」と言う
人にだって出会うし
自分の「間違っている」を「正しい」と言う
人だって現れる。
このとき大切なことは
自分の「正しさ」を相手に理解して貰おうと
期待しないことだ。
自分の考えそのものを曲げる必要はないし
隠す必要もない。
ただ
相手にそれを受け入れて納得して貰おうと
期待することはやめたほうがいい。
理論武装して相手を論破しようとしたり
屈服させようとするなどはもってのほか。
以前も書いたとおり
ベースとなる考え方そのものが違う者同士は
どれだけ時間を掛けてもお互いが理解し合う
ということはないと思っている。
「相手に期待しない」
というと冷たく感じるかもしれないが
本当に自分の人生を歩んでいる人は
そもそも相手に過剰な期待をしないし
自分の価値観と異なる人と付き合う
ストレスほど無駄なものはないとわかっている。
人生の限られた時間を
「どうしら居心地のよい人たちとともにできるか」
そっちの方に意識が向いている。
世の中には
人の数だけ「正しい」や
「間違っている」が存在していて
誰もが自分の正邪こそが唯一の真理であると
信じ生きている。
自分が信じていると同じように
隣のあの人は別の正しさを持って今日も生きているのだ。
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