縁のもの
就活はもう20年以上前の話だ。
この頃から、結果は縁だと思うようになった(最大限の努力を前提に)。
大学浪人の時に少々精神的に参ってしまい、第一志望に落ちたけど何とか入れた大学に縁を感じた。
そこで少しずつ体調を取り戻したのだけど、就活が始まる頃にまた精神的な不調を繰り返してしまった。
人生の岐路で毎回これかと。
それでも体調がついていかない中、何とか入れた会社がひとつ。
もちろん第一志望の業種ではなかったが、こんな状況の自分を受け入れてくれた。
縁だと思った。感謝しようと思った。
その会社で辞めずに20年。
非常に落ち着いて仕事ができている。もし第一志望の業種や企業に入ってたらどうなっていただろう。
就活は必ずしもうまくいくことばかりでないだろう。
そこで踏ん張れるのは日頃の頑張りがあってこそ。
そして、入った企業が縁があったと思って頑張ってみる。これが重要。
苦しかったり、楽しくないこともあるだろうけど、そこで何かを身に付けよう。
嘆いても始まらない。天から与えられたものはこれだ。目の前のことをひとつずつ。