aji

フリーライター/宣伝会議編集・ライター46期/ 広告代理店営業、大手劇団で舞台演出研究生を経験しました。書くことが大好きです。 得意分野は恋愛コラム、社会問題など。地方自治体のお仕事実績有。お仕事募集中です!“クリエイターへのお問い合わせ”欄からお気軽にお問合せ下さい。

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マガジン

  • とらねこ村<トランスミッション>

    • 157,405本

    あなたと作る共同マガジン。総勢4000名が関わる大規模マガジンに成長中。グループ合計で参加者1,500名、フォロワ数2,500名、約18万記事が収録中。🥕コンテンツを広めたい方の参加をお待ちしています。🥕マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね。

  • 37.4°-世界は物語で出来ている【since2024】

    • 28本

    プロアマライターたちの記事まとめ【Amazonベストセラー1位獲得作家監修】

  • 46期マガジン

    • 95本

    宣伝会議 編集ライター養成講座46期の有志メンバーによるマガジンです。 【出題中のお題】 A. なぜ私はあの時あんなに傷ついたのか B. 今年前半を振り返って(今年後半への抱負) C.フリーテーマ 上記3つから1つ選んで投稿。

  • 小説で行く心の旅

    私が読んだ小説のレビューです。 小説で、いろんな時代、人の心の中へ 一緒に旅をしてみませんか? 月に一回の更新を目標にしています。

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  • 固定された記事

自己紹介。

記事を読んで下さった皆様、はじめまして。 ajiと申します。 noteを始めて数日ですが、自己紹介をして おりませんでした。申し訳ありません💦 私は産まれは神戸、育ちは東京、現在神奈川県に 住んでいます。女性です。 大学は国内私大をダブルスクールし、それぞれで 哲学と社会福祉を学びました。 社会福祉では児童福祉を専攻し、児童相談所の 相談員を目指し、児童相談所や養護施設で研修しました。あまりの現実の悲惨さや、行政支援の限界、当事者の子供への同情が過ぎてしまい、仕事として出来な

    • ありがとう、が嬉し恥ずかし。

      つい最近の話です。 週末22時を過ぎ、都心からの下り電車は大混雑。 さらに車両点検とかで大幅に遅れ、 私が乗った電車は鮨詰めギュウギュウ。 先頭で30分も待っていたので運良く座れました。 長いことヒールで歩いて痛くなった足を 休ませる事ができ、コリャ良かったとほっと しながら座っていました。 次の駅で、ご高齢の男性が乗って来ました。 彼も長いことホームで待っていたのでしょう。 疲れ切って息を切らし、足もお悪いご様子。 この電車は特急なので、また扉が開くまで10分 はかかりま

      • 特別なカレー、食べに来ませんか?

        noteの皆さまこんにちは。突然ですが、 他では食べられない「特別なカレー」を楽しんで 頂けるイベントのご案内をさせて頂きます! 12月7日(土)都内学芸大学駅近くで開催します。 皆さんカレーは好きですか?私は大好きです! 家のカレー、2日目のカレー、給食のカレー、 校外学習で作った飯盒炊爨のカレー、 インドカレー、欧風カレー、スープカレー、 などなど。カレーって美味しいだけでなく、 いろんな思い出も一緒に残る素敵な食べ物だと 思っています。  ご縁あって「カレーの学校」

        • 旅ランと選挙カー。

          先週、所用があって地方に一泊旅行してきました。 私は知らない土地に泊まりがけで行く時、 必ずランニングウェアとシューズを一式 持って行きます。5年前からジョギング習慣が あり、走れないと調子が狂うのもありますが、 何より旅先で走るのが凄く楽しいので、ランニンググッズ一式は旅の必須アイテムになっています。 旅ランは、知らない土地で初めて見る景色を見ながら走るのが楽しくて、普段より長い距離を走っても全然疲れを感じません。自然が多い地域だと、吸い込む空気も美味しくて、本当に清々し

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        記事

          小説で行く心の旅⑧「バリ山行」松永K三蔵

          小説で行く心の旅、第八回目は第171回芥川賞受賞作 松永K三蔵さんの「バリ山行」をご紹介します。 「バリ山行」とは通常の登山ルートから外れ、 自分で探し出した「バリエーションルート」を使って登山する事を言います。 ※「文藝春秋」九月特別号(令和6年8月9日発売)  より ※第171回芥川賞は、今年7月17日に受賞が発表され  ました。 【あらすじ】※ネタバレを含みます、ご注意ください。 ある会社にできた登山部 主人公の波多は、以前勤めていた内装リフォーム会社でリストラに

          小説で行く心の旅⑧「バリ山行」松永K三蔵

          小説で行く心の旅⑦「夏の花」原民喜

          今日は8月6日。79年前のこの日、世界で初めて原子力爆弾が広島に投下された日です。この悲惨な出来事を体験し語り伝える方は、年々少なくなっています。 小説で行く心の旅、第七回目は8月6日に広島で原爆を体験し「このことを書きのこさねばならない」と小説にした原民喜さんの「夏の花」をご紹介します。 「夏の花」は広島に原爆が投下されてから2年後の 1947年に「三田文学」に発表された作品です。 ※「三田文学」は慶應義塾大学文学部を中心に刊行されてきた文芸雑誌(1910年創刊、現在も

          小説で行く心の旅⑦「夏の花」原民喜

          歳の数だけきらめきを。

          「こないだ誕生日祝いしてもらったんやけど、  ローソクの数が増えちゃって、ケーキが  メラメラしとったわぁ!!アハハ」 最近誕生日を迎えた友人は、嬉しいような、 悲しいような、切ないような表情を浮かべながら 楽しそうに話していました。 同じ女性として、ローソクの数が増えるのは ある時期からあまり嬉しくない。 だから彼女の表情から見える気持ちがわかります。 女性が歳を重ねる事について、ネガティブなイメージがつくのは困ったものです。確かに皺が出来たり重力に抗えなくなったり、

          歳の数だけきらめきを。

          星に願いを。

          今日は七夕。毎年この時期は自宅マンションの ロビーに大きな笹が置かれ、住民の方々の 書いた短冊がたくさん飾られています。 お子さんの書いた短冊が可愛らしくて、 いつも見入ってしまいます。 「あたまがよくなりますように。」 「かぞくがけんこうでいられますように。  家ぞくぜいいん大すき。」 「くもんのさんすうがはやくなれますように」 「友達が沢山できて、文武両道になれます様に」 「しょうらいおりょうりやさんになれますように」 「お金もちになれますように。」 「せいちゃんの家に

          星に願いを。

          小説で行く心の旅⑥「細君」 坪内逍遥

          6月といえば、ジューンブライド。「細君(さいくん)」とは昔の言葉で妻の事です。先月はジューンブライドの月だったので、明治時代のある夫人の物語をご紹介したいと思います。幸せな妻の話ではないので、一月遅らせました。 6月に結婚した花嫁は幸せになると考えられていますが、昔のヨーロッパは3〜5月が農繁期で結婚式は禁止され、解禁される6月に挙式が集中したことから、この考え方が始まったと言われています。日本でもジューンブライドの考え方は浸透し、未婚率が高くなったとはいえ先月新妻となった方

          小説で行く心の旅⑥「細君」 坪内逍遥

          美は努力と我慢。

          ライター同期の書くテーマ「大人になってわかったこと」について、書いてみる事にしました。 美の職人 私の髪をカットして下さっている男性スタイリストさん、広告代理店に勤めていた頃D通の方にご紹介頂き10年以上お世話になっています。芸能人の方やモデルさんもカットされていて、業界では名の知れた方です。 費用は一般的な料金の倍以上ですが、シャンプーやパーマ、カラー液は髪を痛めない物を徹底的に吟味し使っています。また、お客さんの雰囲気やライフスタイル、髪質や顔・頭の形、着ている服に合

          美は努力と我慢。

          小説で行く心の旅⑤「プルートーのわな」安部公房

          5月も終わり、皆さんいかがお過ごしですか? 五月病と揶揄されるこの時期を過ぎ、新しい生活でお疲れの方々もいらっしゃるかと思います。 そんな中、小説でちょっとした心の旅を楽しんで 頂ければ幸いです。 小説で行く心の旅、第五回目は「砂の女」などで有名な安部公房さんの「プルートーのわな」をご紹介します。後でお伝えしますが安部公房さん、私が劇団で演出助手の仕事をしていた時に、よくこの方の書かれた戯曲を上演する仕事に関わっており、私にとって思い出深い作家さんなので、ぜひご紹介させて頂

          小説で行く心の旅⑤「プルートーのわな」安部公房

          タイで虎をモフりながら、動物虐待を考えた日。

          GWにタイのパタヤに行って来ました。 コロナで長いこと海外に行けませんでしたが、 だいぶ緩和された事もあり、タイに私用で行く家族に同行しました。久しぶりの海外、珍しい物を見たり色んな経験が出来るとテンションが上がりました。 気温40℃の時期に行ってしまった バンコク空港から出た瞬間、異常な暑さに驚きました。5月はタイの夏季で一番暑く、毎日40℃近い猛暑。ちゃんと調べておくんだった。。。しかも今回東南アジアは記録的な猛暑で、タイでは鉄道のレールが歪むほど。ドラえもんで雨乞い

          タイで虎をモフりながら、動物虐待を考えた日。

          豆ごはんLOVE(簡単レシピ付)

          私は豆が大好きで、カレーは豆カレー。ポークビーンズ、チリコンカン、豆スープ等もこよなく愛しており、冷蔵庫には豆腐や納豆を常備してます。お菓子は豆おかきやカルビーのミーノという豆スナックが大好き。豆愛が止まりません。 豆が旬を迎えるこの時期は、私にとって至福です。 必ず豆ご飯を作ります!!最高です!!写真は最近私が炊いた豆ご飯様です。プロ並の映えはありませんが、豆への愛を込めて作りました。 実は調理師免許を持っておりまして、簡単なレシピをご紹介します。一緒に豆を愛でて下さる方

          豆ごはんLOVE(簡単レシピ付)

          こんな時は、空を見上げて。

          私、海の近くに住んでいます。 目の前は川で、ちょうど海と繋がる河口あたり。 自宅前には公園があって、窓から色んな景色を 見ています。マンションのわりと高い階なので、 いろんな物が良く見えます。 保育園の子供達がお散歩に来ていた時は、 可愛らしい声と、あっち行ったりこっち行ったり する小さな影が可愛らしくて、小さい子供の声が うるさいとクレームをつける方がようわからんなぁ と思ったり、公園で一人ランチをしていたサラリーマンの方が、いきなりトンビにランチを奪われ 「ヴァアァアー

          こんな時は、空を見上げて。

          小説で行く心の旅④ 「桜の森の満開の下」坂口安吾

          「桜の花が咲くと(略)絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です」 こんな驚きの言葉で始まる作品をご紹介します。 小説で行く心の旅、四回目は「堕落論」「信長」 などで有名な坂口安吾さんの「桜の森の満開の下」桜が見頃のこの時期、ぜひ楽しんで頂ければと思います。この作品は1947年に「肉体」に発表され、非常に面白い作品で野田秀樹さんはじめ多くの方が舞台化しています。 坂口安吾さんは、第21回~第31回芥川賞の選考委員を務め、第28回では松本清張さんを高く評価

          小説で行く心の旅④ 「桜の森の満開の下」坂口安吾

          小説で行く心の旅③ 「虫のいろいろ」尾崎一雄

          小説で行く心の旅、三回目は第5回芥川賞(1937年)を「暢気眼鏡(のんきめがね)」で受賞した 尾崎一雄さんの短編小説「虫のいろいろ」を ご紹介します。この作品は1948年に「新潮」に発表 されました。3月に入り啓蟄も過ぎ、虫が動き出す この時期に、ぜひご覧頂き楽しんで頂ければと思います。 ※「新潮」は新潮社が1905年に創刊した文芸誌 ※「尾崎一雄全集」3(筑摩書房1982年発売)より   【あらすじ】※ネタバレを含みます、ご注意ください。 長い闘病生活 主人公は48歳

          小説で行く心の旅③ 「虫のいろいろ」尾崎一雄